2019年のラグビー・ワールドカップは日本で開催されますが、その次の2023年大会にアイルランドが立候補していることをご存知でしょうか。
来年11月の正式決定まであと1年となり、国内外でのプロモーションがにわかに盛り上がりを見せ始めました。
ラグビー2023年のプロモーション・ビデオ。アイルランドの今&昔がコンパクトに紹介されています。ナレーションは北アイルランド出身の俳優リアム・ニーソン
アイルランドはヨーロッパの小国ながらさまざまなスポーツが盛ん。サッカー、ゴルフ、ボクシングなど国際的にその名が知られていますが、中でもラグビーは現在世界ランキング第4位(2016年11月現在)、北半球1、2の強さを誇ります。
世界115か国が加盟するワールド・ラグビー(ラグビーユニオンの国際統括団体)本部があるのももダブリン。ラグビーは国民的な関心事で、毎年のシックスネイションズの盛り上がりにはすさまじいものがあります。
(➡過去のシックスネイションズ関連ブログ:
アイルランドのシックス・ネイションズ優勝と、オドリスコルの引退、
有終の美を飾ったシックス・ネイションズ最終戦、
6ネイションズ2勝目…トミー・ボウの大活躍!、
ローナン・オガラの魅力などなど、シックスネイションズ・ネタ多し!)
ちなみにラグビーのアイルランド・ナショナル・チームは、北アイルランドも含めた統一アイルランドで編成されます。ラグビーの国際試合に限っては、政治的な隔たりを超えてアイルランドの島がひとつとなるのです。
国際試合の際には、行政的には英連邦となる北アイルランドに配慮して、国歌の代わりに「Ireland's Call(アイルランズ・コール)」というラグビー用アンセムが斉唱されるのもアイルランドならでは、です。
(➡関連過去ブログ:
ラグビーのアンセム「アイルランズ・コール」♪)
開催地に正式決定した場合には、国技であるゲーリックゲーム専用球場であるダブリンのクローク・パーク(収容人員82000人という度肝を抜く大きさ!)はもちろん、北アイルランドも含め、全島に点在する球場を総動員して世界の国々を迎えることになるようです。
まだまだ7年も先の話とは言え、実現した暁には島中が大変なお祭り騒ぎになることでしょう。
アイルランドの他に2023年大会に立候補しているのは、フランスと南アフリカ。
1年後の正式決定まで、今後の動きに要注目ですね!
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コメント
ようはっぱ
この夏、アイルランドに行きます。
女子ラグビーのW杯を見るためです。
ルールもあまり知らないのに、2015年はシルバーウィークだったこともあり、軽い気持ちでイングランドに行ってあの南ア戦を生で観てしまいました。
そして、世界中からラグビーファンが集まるW杯が楽しくて、2019年には日本でもボランティアがしたいと思っています。
そして、この夏規模は違うますが、女子ラグビーのW杯がアイルランドであると知り、ちょうど夏期休暇も取りやすい時期なので、飛行機と観戦チケットを取りました。プール戦だけですが、、、
アイルランドの情報が欲しくてこちらのブログを参考にさせて頂きます。
よろしくお願いします。
2023年にW杯が開催されることになったら、もう仕事はリタイアしてるので、どっぷり丸々その期間、アイルランドに行きたいと思っています。
夏はその下見のつもりです(^_^)
2017/04/04 URL 編集
naokoguide
この夏の女子ラグビーW杯に来てくださるんですね。私も今から楽しみにしています!
2023年、アイルランドでW杯開催になるようみんなで願いましょう。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2017/04/04 URL 編集
ようはっぱ
夏に行くアイルランドはダブリンとゴールウェイ(観光メイン)で泊る予定です。
なので、クロークパークとダブリン周辺のスタジアム、パーススタジアムなど、W杯で試合予定のスタジアムを見に行きたいです。
また、ワールドラグビーの本部も入り口まで行ってみたいと考えています。
エドシーランの「ゴールウェイガール」を聞いて歌いながら、夏の予定を楽しみに仕事しております。
「ゴールウェイおばちゃん」になりにいきます。
た〜のしみー。
2017/04/04 URL 編集
naokoguide
エドシーランのバージョン、いいですよね!
2017/04/06 URL 編集