☘いつも読んでくださっているお友達より、写真がもう少し大きい方が見やすいのでは?…との助言をいただきましたので、今日からそうしてみました☘

上田の誇り、山際勝三郎博士。上田城址公園内の胸像をあらためて見に行ってきました
アイルランド・ブログのはずが、上田の話がついつい多くなすみません。もう少しお付き合いください!
信州上田出身の、幻のノーベル賞受賞者と呼ばれる、
http://blog-imgs-91.fc2.com/n/a/o/naokoguide/20161118_103320_2016112910092519a.jpg" target="_blank"><img src="
http://blog-imgs-91.fc2.com/n/a/o/naokoguide/20161118_103320_2016112910092519as.jpg" alt="yamagiwakatsusaburo" border="0" width="225" height="300" /></a>" target="_blank" title="山際勝三郎">山際勝三郎博士(1862-1930)をご存知でしょうか。
世界初の人口癌造成に成功し、癌研究に多くの業績を残した人物。1925年、1926年、1928年と没後の1936年の4度、ノーベル生理学・医学賞にノミネートされています。
この山際博士の癌研究に捧げた生涯がこのほど映画化され、全国公開に先駆けて、上田市でのみ今月初めから先行公開されています。
今年は『真田丸』でブレイクした上田ですが、次なる地元の英雄伝がこの『
うさぎ追いし 山際勝三郎物語』。
プロデューサーの永井正人さんは上田出身、上田でのロケにこだわって制作された秀作です。

遠藤憲一・主演、山際博士の妻役に水野真紀。ポスターに写る景色は上田の山と千曲川、上田育ちの私には子供の頃から見慣れた懐かしい風景です
山際勝三郎博士の名は、上田の人なら誰もが耳にしているはず。
というのも、地元の製薬会社・寿製薬のTVコマーシャルで、「郷土の医学者、山際勝三郎博士~」とナレーションされているので(笑)。
冒頭の胸像にも記されている博士の有名な句、「癌出来つ 意気昂然と 二歩三歩」が読み上げられます
ところが名前は知っていても、その人となりや功績は、今回映画を観るまであまり知らずにいました。山際博士の生い立ち、癌研究に傾倒していく経緯、研究に伴う苦難やドラマ、成功への道のり、そして、ノーベル賞受賞に至らなかった当時の背景など、実に興味深いストーリーで、同郷の偉人をあらためて誇りに思いました。
見慣れた上田の景色がそこここに出てくるのも、上田出身者には嬉しく懐かしい限り。奇しくも帰省中に公開されたので、地元の映画館で同郷の皆さんと一緒に鑑賞することが出来、より一層、感激しました。
ちなみに、『うさぎ追いし』というタイトルには、なかなか深いものが込められているようです。
山際博士はうさぎの耳で人工癌の実験をしたので、映画にはうさぎがたくさん出てきます。(自他共に認めるウサギ好きの私には嬉しい映画♪)
ぴょんぴょん飛び跳ねる「うさぎを追いし」シーンもちゃんとありますし、なぜネズミではなくうさぎで実験することになったのかも、映画の中で明らかにされます。
そしてもうひとつ、「うさぎ追いし~」といえば、日本人なら誰もが知っている懐かしい歌、『ふるさと』の歌詞ですね。『ふるさと』の詞を書いたのは長野県出身の作詞家・高野辰之ですから、「うさぎ追いし」光景はまさに信州の田舎そのもの。
映画の中ではこの歌が印象的に挿入されて、山際博士の望郷の念がより深くひしひしと伝わってくるのでした。
『
うさぎ追いし 山際勝三郎物語』の全国ロードショーは12月17日(土)より。上田の偉人伝、ご興味にある方はぜひ!

数日前、雪が降ったあとの上田にて
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コメント
Pearl
映画も観に行ってみます。
2016/12/01 URL 編集
naokoguide
映画、ぜひ見に行ってみて!感想聞かせてください♪
2016/12/02 URL 編集
kotoyo_sakiyama
http://blogs.yahoo.co.jp/kotoyo_sakiyama/63572897.html
なんで同じ名前の映画になっちゃたのか、作る人たちはもっと熟慮しなけりゃいけませんね。
2016/12/04 URL 編集
naokoguide
2016/12/05 URL 編集