
すっかり日本が好きになったディヴィッドとクリスティーンと一緒に
近年、日本にやってくる外国人観光客が増えているとのことですが、私の周辺のアイルランド人の中にもホリデー先に日本を考える人が続出。昨年はサーフ仲間のひとりがハネムーンで日本へ、別の仲良しは来年の旅をプラン中。そして今回、折しも私の帰国中に、ダブリンで仲良くしている友人ディヴィッドとクリスティーンが日本へやって来ました!
約2週間半の旅の途中、我が故郷である信州上田にも来てくれ、姉や友人H子ちゃんも参加してくれて、思い出深い数日間を過ごしました。
今、上田周辺は紅葉の真っ盛り。2泊3日の滞在中、初日は女神湖周辺へ出かけ、山と紅葉を堪能しました。

北八ヶ岳ロープウェイから眺める紅葉と蓼科山(撮影は姉)

ロープウェイの山頂駅は2337メートル、アイルランド最高峰(1141メートル)より高い!溶岩で出来た坪庭を散策(撮影はH子ちゃん)

ホテルの温泉は信州ならではのリンゴ風呂!(宿泊したのはここ→
ホテルコロシアムイン蓼科 お食事は信州の食材を駆使したフレンチ、素晴らしいお料理で、ディヴィッドは「人生でいちばんのディナーだった!」と大感激・笑)

朝早く起きて、紅葉に染まる女神湖畔をジョギング。気持ち良かった~
翌日はワイナリーへ行き、上田市内を散策。

ブドウ園にて。上田周辺は
信州ワインバレーのひとつ。ワイン好きのディヴィッドとクリスティーンのために
マンズワイン小諸ワイナリーで見学&試飲、日本のワインが思いがけずおいしいと感激した2人はボトルを買い求めていました(撮影は姉)

上田市内の老舗のお茶屋さん、
喜光堂にて。私が高校生の頃からよく行ったお店で、ここの名物・抹茶かき氷(抹茶アイスのせ!)をみんなでいただきました。夏でも冬でも一年中このサイズ、アイルランド人の2人にも大好評!(撮影は姉)
その後、この日の宿泊先である別所温泉へ。

北向き観音の樹齢1200年の愛染桂が、黄色く色づいてきれい(撮影は姉)

温泉がすっかり気に入った2人は足湯にも挑戦。観光客や地元の人たちがカタコトの英語で話しかけてくれて、すっかり溶け込んでいました

真田武将になってみたディヴィッド!(大河ドラマ『真田丸』の影響で、こういう場所が温泉街に特設されています)

国宝八角三重塔へ至る参道にたたずむお地蔵様たち
別所温泉では私の従妹が女将をしている
七草の湯へ宿泊。
七草の湯ではヨーロッパからの宿泊客はほぼ初めてだったそう。この辺りにはまだまだヨーロッパからのお客さんは少ないようで、ディヴィッドもクリスティーンも温泉街で人気者になっていました。2人も他の外国人観光客の姿の見えない、静かな環境をとても気に入ったようです。
夜は温泉に入り、浴衣姿で信州牛や松茸づくしのおいしいディナー。別所温泉は松茸の産地で、今年は豊作だそうです。日本人でもそうそう食べることは出来ない旬の味を、たっぷり味わってもらえて良かったです♪

食後に浴衣姿で卓球!(笑)
何年も前から日本に行ってみたい!と言っていたディヴィッド。実際に来てみて、文化も食事も人も、想像以上に素晴らしいと感じたようです。
上田に来る前に東京に4~5日滞在した2人ですが、2人が東京で訪れた場所や、どこが楽しかったかという話を聞いていると、まるで見知らぬ街の話を聞いているかのように新鮮。2人を通して、私自身も日本に対して目を開かれたような思いでした。
アイルランドで仲良くしている大事な友人と私の故郷で行動を共に出来るなんて、一生に一度のことだったかもしれまえせん。彼らが日本に来ても私がいないかもしれないし、日本まで来てもここまで来る時間がないかもしれないし。
2泊3日の滞在を終えて、東京経由で京都へ旅立った2人。上田駅で見送った際には、またすぐにアイルランドで会えるとは知りながらも、なんだかウルウルしてしまいました。
面白かったのは、2人が旅した場所のスタンプを集めていたこと。出発前に観たBBCの旅番組で、日本には観光地ごとにそれぞれ違ったスタンプがある、と紹介していたそうです。
へぇ~、上田にもそんなのあるのかな?なんて思ったのですが、いざ2人と一緒に行動してみると、いたるところにスタンプがあるではないですか。上田駅、ロープウェイの山頂駅、ワイナリー、上田市街地の商店街で数か所、別所温泉で数か所。この2泊3日だけでもかなりの数のスタンプが集まりました。
そんなことまで知っているディヴィッドとクリスティーン、今や2人の方が私よりも日本に詳しいかもしれません!(その代わり、アイルランドは私の方が詳しいかも・笑)

クリスティーンのスタンプ張。日付けや場所を手書きで書き込んだり、旅の思い出を大切にしている感じがいいですね♪
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