
グレート・スケリッグからイベラ半島山々とリトル・スケリッグを望む
昨年アイルランド北部・西部をご案内させていただいたご縁で、その後ウェールズへもご一緒させていただいたS様ご夫妻。
「ケルトめぐり」をテーマに旅をしておられるS様ですが、ウェールズの旅から半年も経たなうちに光栄にも3度目のご依頼をいただき、今回はアイルランド南西&南部をご案内させていただいています。
今回の旅の最大の目的は、大西洋に浮かぶ岩の島スケリッグ・マイケル(Skellig Michael, Co. Kerry)上陸。
(➡過去ブログ参照:
ついに上陸…スケリッグ・マイケルへ!、
続・ついに上陸…スケリッグ・マイケルへ!)
天候によりボートが出ない場合に備えて、近隣のキラーニー(,Killarney, Co, Kerry)のホテルに6連泊という予定を組み、予備日を多く予定に組み込んでおいたのですが、なんと滞在初日の今日、ラッキーにもボートが出て上陸出来てしまいました!

わ~い!夢にまで見たスケリッグへ向かうボートの上でワクワクしているS様ご夫妻とご一緒に
昨年公開された「スター・ウォーズ」効果で、訪れる人が急増したスケリッグ・マイケル。
島への上陸許可を得ている13のボートが夏の間毎日運航していますが、天候が許せばの話。風が強かったり、波が高かったりするとボートは欠航となります。
昨年までは4~10月だった島への上陸期間も今年は短くなり、5~9月。島への上陸は以前にも増して難しくなってしまいました。
ちなみにS様のボートの予約をしたのは5か月前。その時点でなんと8月末までフルブックでしたので、来シーズンにスケリッグ行きを考えておられる方は、今から予約しても早すぎることはないです!

12名乗りのこんなボートで島へ。片道45分

600段の石の階段を頑張ってのぼると、天空にたどり着いたような気分

石段をのぼってたどり着いたところには、6~12世紀に修道士が生活していた石の祠ビーハイブがいくつもあります。限られた土地で畑を耕して自給自足していたというから驚き

チャペルであったというビーハイブからの眺め。小さな十字架が建つ場所は修道士の墓地でした
行き交う人の多くが「スターウォーズ」の話題で盛り上がっているのが可笑しかったです。ライトセーバーのおもちゃを持参して、記念写真を撮っている人も(笑)。
島は野鳥の保護区域でもあり、5~8月はツノメドリ(Puffin)が、3~10月はカツオドリが見られます。ツノメドリ(Gannet)は数週間前に南へ渡っていってしまったので、今はカツオドリだらけ。リトル・スケリッグは世界最大のカツオドリ生息地で、その数25000羽、島が白く見えるほど。
野鳥がお好きなS様ご夫妻には特に印象深かったようです。
今日はボートは出ても、上陸出来るかどうか最後の最後まで微妙でした。風はそれほど強くなかったのですが、波が高く、ボートに乗りながらサーフィンしているような気分。
やはり9月になるとてきめん、海はざわつき始めますね(サーファーには嬉しい季節なのですが・笑)
生き帰りのボートで波しぶきも浴び、全身潮だらけ…になりました(笑)。

グレート・スケリッグ(右)とリトル・スケリッグ(左)を海上から望む
港町ポートマギー(Portmagee, Co. Kerry)に戻って来てから、パブでランチ休憩。「スター・ウォーズ」のクルーたちもやって来たパブで、店内にはこんなコーナーが作られていました。
Mooringsにて。ダースベイダーと一緒にギネスを注げる…みたいです(笑)
※スケリッグへの上陸ツアーおすすめ➡
Casey's Skellig Islands Tour/その他、
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