
ここの妖精は松ぼっくりが好きなようで、どの家にも置かれていました
日本からお友達がお子さん連れでダブリンに滞在中。「妖精探し」がこの旅のテーマ!という8歳のお嬢さんNちゃんと一緒に、ラスボロハウス(
Russborough House & Parklands, Blessington, Co. Wicklow)の敷地内にあるフェアリートレイル(Fairy Trail)で、とても楽しい日を過ごしました。
以前に
カウンティー・ケリーにある2つのフェアリー・トレイルのことをご紹介しましたが、昨年4月、ダブリンにほど近いウィックロウにも妖精たちがやって来て、ラスボロハウスの森の中に棲みついたようです。
Irish Fairy Trailのウェブサイトによると、昨年3月20日にアイルランドで部分日食が起こった時に、昼間の闇にまぎれてケリーからウィックロウへ一部の妖精が飛んできたのだとか!
(なんだかとっても信憑性のある話…→
A new Fairy Trail has emerged!)
フェアリートレイルへ行くには、ラスボロハウスの向かいの道路を渡って、左の森へ。ウォールド・ガーデンの方へ歩いていきます。

ヒイラギに埋もれるように立つこの看板が目印

妖精に会えるかな?ちょっぴりおっかなびっくりのMちゃん、ママに手を引かれて森へ…

しばらく歩くと、最初のフェアリーハウスがあった!扉だけなのがなんだか怪しい…むむむ
妖精たちはレディーズ・アイランド(Lady's Island)と名付けられた小島に住処を見つけたようです。日本の太鼓橋を渡り、いざ、フェアリー・ランドへ。

貴族たちの間でその昔に日本趣味が流行った頃に作られたのでしょう。2年前に修復されたそうです
さて、橋を渡ると妖精の家があるある!巨木の幹や根元を注意深くひとつひとつ点検していきます。

木の根元に発見。キラキラ星と赤い扉が可愛い

松ぼっくりがきちんと並べられた、几帳面な妖精の家

人間が忘れて行った長靴をリサイクルした家!

お昼寝中の妖精を起こさないように、そっと近づくNちゃん

アウトドア派の妖精の家。壁がなくて屋根だけの風通しのいいお家ですね

木をじっと見ていたら、なんだかこれも妖精の家の扉に見えてきた(笑)

飛べない妖精のためにはしご付き

パープルの扉のこの家はちょっと荒れている感じがしたので、反抗期のティーエージャー妖精が住んでいるに違いない

そして…極度に人間嫌いの妖精は、人間に見つからないよう扉をカモフラージュ!
ああだこうだと言い合いながら、妖精の家めぐり。東京でマンションに住んでいるMちゃんは、妖精のマンションを見たかったようですが、今のところ妖精村はそこまで混み合っていないので、集合住宅建設の気配はありませんでした(笑)。

こ~んな大きな気にぽつりと一軒。広々していていいですね~
妖精は昼間の明かりが苦手らしいので、はっきりと姿を見るのは至難の業。Nちゃんは何か見たようで、うらやましいです。8歳児の特権ですね♪
※アイルランドに3か所あるフェアリートレイルの場所&地図は
こちら。
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