アイルランド島北東部の
カウンティー・アントリム(Co. Antrim)は、歴史的にスコットランドと関わりの強い地域。
ベルファーストは今でもスコットランドから仕事に来る人が多く、街の様子も、ダブリンやロンドンよりエディンバラに似た雰囲気があります。
海を隔てて向かい合う
アイルランド島のフェア・ヘッド(Fair Head)と、スコットランドのキンタイア岬(Mull of Kintyre)。ここが2つの地域がいちばん接近している場所で、その距離はほんの20キロほど。
アントリム沖のラスリン島の背後に見えているのが、アイルランドからいちばん近い
スコットランドです!

(ジャイアンツ・コーズウェイ近く
Ballintoyより)
かつてこの地を治めていた
スコットランドのマックドネル一族は、
緊急時にはフェア・ヘッドにのろし火をたいて、スコットランドにいる一族に救援を求めたそうです。キンタイア岬から大急ぎで船を漕いでやって来るマックドネルの軍隊が、今も見えるかのよう~。
近くには、16世紀のマクドネル一族の居城であった
ダンルース城(Dunluce Castle)が残っています。

難攻不落の廃城は、海をバックに迫力満点です~!
- 関連記事
-
コメント