fc2ブログ

夏至とストロベリー・ムーン

summersolticeronasphoto0616
夏至の日の日没。ダブリン郊外にて、友人Ronan撮影

昨日6月20日は一年でいちばん昼間が長い、夏至の日でした。
ダブリンの日の出は4時45分、日の入りは21時57分。昼間の時間が17時間14秒だったそうです。

夏至の日にはキリスト教以前の古代宗教を踏襲する人たちが、イギリスのグラストンベリーやストーンヘンジに集いますね。アイルランドではタラの丘(Hill of Tara, Co. Meath)や、スライゴのキャロキール古墳群(Carrowkeel, Co. Sligo)(新石器時代の古墳に夏至の日の入りの太陽が差し込むので)に若干人が集いますが、特別な場所へ行かずともこの日の夕日を見て、日の長い夏気分を味わいたいという人は多いようです。

今年の夏至は特別で、1967年以来初めて、夏至と満月が重なりました。6月の満月は「ストロベリー・ムーン(Strawberry Moon)」と言うそうです。別に月が赤くなるわけではないのですが、イチゴが実る季節なのでそう呼ばれるのだそう。
夏至にストロベリー・ムーンが重なるのは50~70年に一度。次回は2062年だそうですから、ぜひとも夏至のストロベリー・ムーンを見たい!と意気込んでいたのですが、あいにくの曇り空で昨晩は月が見えませんでした。残念。

日の長いこの時期は、一年でいちばんアクティブに活動できる時。夏のアイルランド本番…です。

関連記事

コメント

非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

Instagram

お知らせ ☘

旅のガイドご予約・お問合せはこちら
ガイディング・アイルランド

「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)
おかげさまで重版
ikarosbook0517
イカロス出版サイト
アマゾン

新規オンライン講座!
文学ゆかりの地で歩くアイルランド
2023年2月4日(土)16:30~
2023年3月4日(土)16:30~
2023年4月1日(土)16:30~

→詳細&お申込みはこちら

アランセーターの故郷を訪ねて
2023年3月12日(日)13:30~
→終了、ありがとうございました!

過去のオンライン講座配信
見逃し配信ご購入可!
2020年6~8月・全6回→こちら
2020年12月・特別回→こちら

カレンダー

03 | 2023/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

月別アーカイブ