
夏至の日の日没。ダブリン郊外にて、友人Ronan撮影
昨日6月20日は一年でいちばん昼間が長い、夏至の日でした。
ダブリンの日の出は4時45分、日の入りは21時57分。昼間の時間が17時間14秒だったそうです。
夏至の日にはキリスト教以前の古代宗教を踏襲する人たちが、イギリスのグラストンベリーやストーンヘンジに集いますね。アイルランドではタラの丘(Hill of Tara, Co. Meath)や、スライゴの
キャロキール古墳群(Carrowkeel, Co. Sligo)(新石器時代の古墳に夏至の日の入りの太陽が差し込むので)に若干人が集いますが、特別な場所へ行かずともこの日の夕日を見て、日の長い夏気分を味わいたいという人は多いようです。
今年の夏至は特別で、1967年以来初めて、夏至と満月が重なりました。6月の満月は「ストロベリー・ムーン(Strawberry Moon)」と言うそうです。別に月が赤くなるわけではないのですが、イチゴが実る季節なのでそう呼ばれるのだそう。
夏至にストロベリー・ムーンが重なるのは50~70年に一度。次回は2062年だそうですから、ぜひとも夏至のストロベリー・ムーンを見たい!と意気込んでいたのですが、あいにくの曇り空で昨晩は月が見えませんでした。残念。
日の長いこの時期は、一年でいちばんアクティブに活動できる時。夏のアイルランド本番…です。
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