
ホリーヘッド先端のサウス・スタック(South Stack, Holy Island)、絶景。アイルランドはここから直線距離でたったの100キロ、なんとダブリン南部のウィックロウ・マウンテンが肉眼でもうっすら見えて感激!(残念ながら写真に写るほど鮮明ではありませんでしたが)ちなみに「危険な崖」の看板は英語・ウェールズ語の二か国語表記
ウェールズ「ケルト紀行」のご案内もいよいよ大詰め。北部ウェールズに来ています。
今日は終日、アングルジー島(Anglesey)の景勝地&史跡めぐり。ウェールズ&イングランド最大の島であるアングルジーは、ダブリンからの定期フェリーが着くホリーヘッド港(Holyhead)のある島。地理的にアイルランドにいちばん近い「イギリス」です。
アイルランドによく似た景色や史跡をそこここで目にし、お客様も私もこの地をとても気にいってしまいました。

狭いところでは幅がたったの200メートルというメナイ海峡でブリテン島と切り離されているアングルジー島。19世紀建造の吊り橋メナイ・ブリッジ(Menai Bridge)を渡ってやってきました。後方にスノードニアの山々も見えて、これぞウェールズ!といった景色

ペンモン岬(Penmon)の灯台。満潮時だったので海の中に灯台がありました

ペンモン修道院の聖セイリオルの井戸(St Seiriol's Well)をのぞき込むお客様。アングルジーとその対岸のスリン半島には聖なる井戸が各所にあり、さまざまな聖人ゆかりの地となっています

スリグヴィ遺跡(Llugwy)。新石器時代末期の巨石古墳

サウス・スタックの海岸沿いでアイルランドでもよく見かける花を多く目にしました。ダブリンのホウス半島を散策しているような気分になりました(笑)

ホリーヘッド付近にはこういう立石が無数にあるとのこと。ツインの立石がフォトジェニックなペンローズ・ヴェイロ(Penrhos Feilw)は約4000年前のもの。背後に見えるのはホリーヘッド最高峰のMynydd Twr(219メートル)

海上の教会として知られる聖クウィヴァン教会(Cwyfan Church)。干潮時のみ渡れるので、時間を合わせて行きました。聖クウィヴァンはグレンダーロックを創始したアイルランドの聖ケヴィンと同一人物。サウス・スタックで、グレンダーロックのあるウィックロウ・マウンテンを海の向こうに見晴らしたばかりでしたので、聖ケヴィンがここを超えて来たのか…と納得&感激

ニューグレンジよりはかなり小型ですが、同タイプの新石器時代末期の古墳ブリン・ケリィ・ドゥ(Bryn Celli Ddu)

そしてアングルジーと言ったらコレを見逃すわけにはいきません、世界一名前が長い村の駅。全58文字の村名が書かれている駅を写真に撮るのが定番(笑)
アイルランドとの絡みで詳しくご紹介したい場所がいくつかありますが、ツアー終了後にまたゆっくり書きたいと思います。
ちなみにウェールズ滞在中に5月になり、季節が急速に進んだ気が。今日は今年初めて「夏」を感じた日でした!
明日はいよいよウェールズ観光最終日。お天気にも恵まれて、去りがたいくらいに楽しんでいます♪
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