
サーフ仲間のロレイン、アンマリー、クレア。ディングルのお気に入りのパブ、ディック・マックス前にて
人口2000人のディングル・タウン(Dingle, Co. Kerry)は、ヨーロッパ最西の町。(これより西には村はあるが、町はない)
小さな町には51件ものパブがあるそうで、
今回のサーフ・トリップで私たちも2~3件場所を変えてパブめぐりしてみましたが、ディック・マックス(
Dick Mack's, Greene Street, Dingle, Co. Kerry)で過ごした昼下がりがいちばん楽しかったです。

著名人が多く訪れたことでも知れる名物パブ。店の前には訪れた著名人の「Walk of Fame」があります。写真手前は『ライアンの娘』撮影時に訪れたロバート・ミッチャム(2012年8月撮影)
ダブリンではなかなか見られませんが、アイルランドの田舎の伝統的なパブには「スノッグ(snug)」と呼ばれる小部屋が今も残ってることがあり、ディック・マックスもそんなバプのひとつ。
「スノッグ(snug)」とはそもそも、「ぬくぬく居心地がいい」という意味の形容詞です。

スノッグ内側からパチリ。この小さな窓からギネスを注文しつつ、パブの様子をのぞき見…

スノッグ外側からパチリ。まさに「Snug in the snug(スノッグでぬくぬく)」状態。このあとここにもう2人ほど入ってきて、ぎゅうぎゅう詰めになりましたが(笑)

カウンター右わきにある扉がスノッグ。ディック・マックスには2部屋あって、私たちが入ったのは写真には写っていませんがカウンター左側の小さ目スノッグ(2012年8月撮影)
スノッグの外で飲んでいる人たちは、私たちが扉を開けて出たり入ったりする度に、「ナルニア国からお帰りなさ~い!」と言っていました(笑)。
ディック・マックスはその昔、靴屋さんでした。昔はお店が限られていましたから、靴屋さんがお酒を売るようになって、パブになっていったんですね。
アイルランドの田舎にはもと雑貨屋さんだったパブとか、衣料品店だったパブなどがあり、今もそのビジネスをパブ内で続けていることも。ディック・マックスでは残念ながら今は靴は作ってもらえませんが、靴屋さんだった時代の面影は店内にそのまま残っています。

店の半分は靴屋さん時代のカウンター。今はここをテーブルとしてみんながお酒を飲んでいます(2012年8月撮影)
サーフィンの合間の楽しいひと時でした♪
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