
完走してメダルをもらいました♪
陸上のスポーツはあまり得意ではない私ですが、アクティブな友人たちの影響でついに10キロのレースに出場。
走るのが特に好きなわけではないのですが、みんなと一緒にわいわい出場するのが楽しくて、ここ数年ダブリンと日本で5キロのレースを3度経験。(過去ブログ:
マーク・ポロックのチャリティー・レース「Run in the Dark」に参加/
信州上田のマラソン大会に出場)
5キロなら何とかなるのですが、10キロは私にはムリ!勢いで申し込んでしまったものの、最後の最後までやっぱり出ない!雪が降って中止になれ~、食あたりでドクターストップになれ~と呪いのようにつぶやいていましたがそんなことは起こらず、ついに当日が来てしまいました。
苦しかったら歩けばいいんだ!と開き直って、友人たちとわいわい車を乗り合わせてレース会場のウィックロウ(Co. Wicklow)山中へ。

小雨が降る中、スタートを待つサーファー・ランナーズ。私以外はみな、10キロやハーフマラソン経験者!
ダブリンの何百人もがスタート地点にひしめくレースに比べて、のんびり、和気あいあいとした雰囲気。これが良かったのか、すっかりリラックス。フレッシュな冬の空気の中、牧草地の中の田舎道や森の中を走るのは思った以上に気持ちが良く、走りながら楽しんでいる自分に我ながらびっくりでした。
3キロ地点を過ぎた頃からドーパミンが出てきた!と実感、6キロ地点以降、森の中へ入ってからは「無」になったらしく記憶がありませんが(笑)、止まって休んだり歩いたりすることなく、10キロ走り続けることが出来ました。わ~い♪
友人たちにそれほど遅れをとることなく、1時間4分でゴール。トレーニングほぼゼロ&ニカラグアでサーフィン中にぶつけたくるぶしがまだ痛んでいたので、このくらいで戻ってこれてハッピーでしたが、こうなったら次回は1時間を切りたい!という気持ちになってきました。(あんなに出たくなかったくせに、もう次の10キロを考えている…笑)
レース終了後、納屋でカップケーキやスコーン、サンドイッチなどがティー、コーヒーと共にふるまわれました。すべて地元ボランティアの手作り。ニンジンをぶら下げられた馬のごとく、みんなこれが楽しみでゴールを目指したわけです(笑)。(ちなみに信州上田の古戦場マラソンでは、豚汁と信州リンゴです♪)
子供ボランティアがコース途中で水を手渡しくれたり、ゴール地点でメダルをかけてくれたのも可愛かったです。

レース終了後のティータイムを楽しむ(左から)スティーヴン、ディヴィッド、アンマリー
レースの参加費は20ユーロ位だったと思いますが、地元のホスピスに寄付されます。アイルランドで日常的に行われているこういったレースは、多くがチャリティー。寄付も出来て、自分も楽しめます。
この考え方が私は好きなのですが、達成感や楽しい経験にお金を払い、そのお金が必要な人のところへ回る。これは無駄のない、窮境のリサイクルだと思います。レース終了後の気分がこんなにすがすがしいのは、完走出来たからというだけではなく、イベントの運営そのものが実直な善意に根差しているから。やはり、「気」がめぐるんですね。10キロも走って足は痛いけれど、おかげ様で身体は軽々しています♪
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