
ダブリンのちょっと西内陸部、クレイン(Clane, Co. Kildare)の今朝の空.…(友人ケイが撮影)
冒頭の写真は、今朝友人が「明け方の空にオーロラが見えた~!」とのコメントと共にフェイスブックに載せたもの。(友人の許可をいただいて掲載させていただきました)
え~この時期に、しかもダブリンからそれほど遠くないところで朝にオーロラが見えるなんてスゴイ!と感動したのも束の間、これはオーロラではなくて、「レインボー・クラウド(Rainbow cloud = 正式にはNacreous)」という現象だということがあっという間に判明しまいました。
それでもオーロラくらい(もしかするとアイルランドではそれ以上に?)珍しい現象のようです。
(この記事に虹色がはっきりわかる写真が掲載されています。2番目の写真なんて、まるで虹色の天使が空を飛んでいるかのよう!)
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‘Magical rainbow clouds’ light up Ireland’s skiesこのIrish Timesの記事によると、ダブリン、ゴールウェイ、ベルファーストなどで、昨日今日と2日間続けて夜明け直後に見られたそうです。北極付近では冬の夜明け後、日の入り後にしばしば起こる現象だそうですが、アイルランドではめったに起こることではないので、ソーシャルネットワークで不思議現象!マジカル!…と大騒ぎ。
雲の形や動きの面白いアイルランドですが、虹色の雲というのは私も初めて見ました。肉眼で見たらきっとすごいインパクトで、魔法の世界に迷いこんだのかと錯覚してしまうことでしょう。
レインボー・クラウドはMother-of-pearl clouds(マザーインパール・クラウド)の別名から、日本では「真珠母雲(しんじゅぼぐも)」と呼ばれるようです。
確かに真珠貝の内側はこんなふうに虹色に輝いていますが、日本語にするとちょっと字余り、響きもイマイチな気が。う~ん、イメージに合わない…。(花の名の日本語名にもイマイチなものがよくある…)
Irish Timesの記事で専門家の方が、「単なる目の錯覚です」とさらりと言い切っていたのが可笑しかったですが、どのようにしてこの現象が起こるのか詳しく知りたい方は
こちら(ウィキペディア日本語)に説明があります。
私にはなんだか難しいので、天使の可愛いいたずら…と思うことにします♪
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