週末にアイルランドを吹き荒れたストーム・デズモンド(Storm Desmond)。
(関連ブログ:
嵐のストランドヒルへ)
実は嵐が去った後も、アイルランド内陸部から西部へと流れる最長河川・シャノン川(River Shannon)流域を中心に被害が続いています。水がひかないばかりか、シャノン川の水が増水し続けているというのです。

アスローン(Athlone, Co. Westmeath)近郊。陸地がない…!(
Severe flooding across Ireland:Irish Times 11/12/15←各地の洪水の写真が出ています)
この週末もさらに雨が降るらしく、月曜日までに40センチ水位が上昇するとの予報。注意警報が出され、行政、軍隊、地域ボランティアの方々が総出で作業に当たっています。
現在、アスローン周辺では90世帯が被害にあわれているとのこと。状況が悪くならないことを願うばかりです。
台風も地震もないアイルランドですが、このような「洪水」は嵐の結果としてしばしば起こります。
地域によっては対策が十分なされていないようで、そういえば洪水の被害が報じられるのは決まって同じ地域。バリナスロー(Ballinasloe, Co. Galway)とか、バンダン(Bandon, Co. Cork)とか。
この週末にかけてアイルランドをご旅行中の方は、道路情報を確認しながら、どうぞ安全に移動してくださいね。
道路の通行止めなどの最新の情報はこちらから。→
AA Roadwatch
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コメント
aki
ここ数年、毎年11月にダブリンに来て、いつも雨降りみたいに思っていましたが嵐の季節なんですね。今回は、ストーム:アビゲイルが来た時で、外出したとたん強い風で傘が壊れ、近くのスーパーで傘を買ったのですが、お店を出たとたんにそれも壊れてしまい、傘をさすのはあきらめました。日本のような土砂降りではないので、地元の人たちは傘はささないようですね。私もそれにならうことにしました。
この時期にアイルランドの自然や遺跡を訪ねるときは、さいしょからそのつもりでレインウエア、合羽やレインブーツで歩くと、天気に気兼ねなく雰囲気を楽しめるかもしれないと思います。
2015/12/13 URL 編集
naokoguide
傘は私もほとんどさしません。壊れてしまうし、途中でやんでしまって忘れてくることが多いので(笑)。冬の外出時には傘よりも帽子が必需品ですね。
戸外の観光の時は、長靴、帽子、丈の長いレインコートや上着で初めからぬれてもいいようにして出かけていますが、それもファッションと思えば楽しいものですね。
2015/12/14 URL 編集