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嬉しかったこと

終日観光の仕事をして、その後友人たちと軽く食事をして、楽しいながらもちょっと疲れてLUAS(ダブリン市内を走る路面電車)に乗って帰宅した昨晩。

実は前の晩、心配ごとがあってあまりよく眠れなかったので、よほどくたくたな姿に見えたのでしょうか、目の前に座っていた60代くらいのご婦人が「Are you OK?(大丈夫?)」と声をかけてくれました。
おそらく倒れそうなほどひどい状態ではないけれど、この人ちょっと疲れたオーラが出ているなあ、といった様子だったのでしょう。思わず声をかけてしまった…といったふうでした。
「実は昨晩眠れなくて、疲れちゃったの~」と言うと、「わかるわ~、私も以前会社員だったとき、毎日大変だったもの。うちの息子もね…」と自然に共感してくれて、それが癒しになったのか、思わずうるっときてしまいました(笑)。

人って弱っているときに、こういう「共感」「同情」の気持ちを示されるとほっとするんですね。それも見ず知らずの人が言ってくれたから、より心に響いたのか。
もしも家族や親しい人から言われたら、心配をかけないように「大丈夫、大丈夫、疲れてなんかないよ~」と強がってしまって、素直に気持ちを言えないかも。見知らぬ人に気づいてもらえて、本当に疲れちゃったの、と本心を言ってしまったことで、疲れがすうっと身体から抜けていくような気がしたのでした。

そのご婦人とはたわいないおしゃべりを数分して別れたのですが、公共の交通機関の中で他人の様子に関心を払う余裕があるダブリン、まだまだ捨てたものじゃないな~と嬉しく思いました。

コメント

日本の都市(特に東京)が失ったものの一つだね~。
地方都市にはまだ残ってると信じたいわ。

Pearlさんへ

そうね~。他人のことに関心を向ける余裕があるって、大事だな~と思う今日この頃です。

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
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