
ついに見た、多分、ナタ―ジャック(Natterjack)?体長7~8センチ、オレンジ色がきれい
週末にグレンベイ国立公園(Glenveagh National Park, Co. Donegal)へ行った際、お客様とグレンベイキャッスルの庭園を散策中に美しいオレンジ色のヒキガエルに遭遇。
オレンジ色の背中の黒い斑点(ここに毒があるらしい)は、アイルランド唯一のヒキガエルである「ナタ―ジャックだと思うのですが、どうでしょう。しかしナタ―ジャックはアイルランド南西部のカウンティー・ケリー(Co. Kerry)原産で、ケリーのごく限られた地域にしか生息していないはず。それが北西部ドネゴール地方(Co. Donegal)で忽然と姿を現すとは、なんとも不思議です。
ナタ―ジャックには特別な思い入れがあり、ケリー出身の友人ローリーに私が「ナタ―ジャック」と呼ばれていることは以前、ブログに書かせていただいたことがあります。一度このナタ―ジャックを見てみたくて、冬眠中の一匹を揺り起したことも(笑)。
(過去ブログ参照→
ケリーの珍種「ナタージャック」)
あの時見た冬眠中の赤ちゃんナタージャックは、ブログの写真を見るに3センチ位の大きさだったでしょうか。今回見たのは確かにその倍はありましたから、もしこれが成長して大人になったナタ―ジャックだとしたら、大人になったのを見たのはに初めて。
それも、生息地ケリーから遠く離れた思いがけない場所で(笑)。
早速、ケリーの友人ローリーに写真を送ると、「Undocumented migrant!(不法移住者だ!)」とのコメントが返ってきました。ヒキガエルにもそういうことがあるのですね(笑)。
追記(7月8日):何人かのガイド仲間に見せたところ、残念ながらナタ―ジャックである可能性は低いようです。ナタ―ジャックはもっと緑色がかっていて背中にオレンジの線があるので、これは違うみたいです…(涙)
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