
真っ赤なケシの花越しに見るグレンベイキャッスル
ここ数日、アイルランド北西部とダブリンでの仕事が交互に入り、片道250キロを1~2日おきに行ったり来たりしていました(笑)。
おとといは個人でご旅行のお客様をドネゴール地方(Co. Donegal)の名所へご案内。2か月ぶりに訪れたグレンベイ国立公園内のグレンベイキャッスルの庭園(Glenveagh Castle and Garden,
Glenveagh National Park, Co. Donegal)がとても美しく、夢のようでした。

庭の花はすっかり初夏の装い。いつ来ても手入れが行き届いていて、季節の花が活き活きと咲いている様子には目を見張るものがあります
前回4月に来た時はスイセンが満開の春の庭でしたが、今回は初夏の庭。
もしも私に広大な庭園があったら、まさにこのグレンベイキャッスルのような庭に仕立てたい!と来るたびにいつも思う、憧れの庭園です。

ハマナスの生垣

ルーピンも見事
健脚なお客様でしたので、見晴らし台まで歩いてみることに。ローズガーデンを抜けて坂を上ること約10分、絶景が待っていました。

氷河によって削られて出来た典型的なV字渓谷に横たわる湖と、湖畔のグレンベイキャッスル。なんだかオーストリアかスイスの景色を見ているかのよう

しんと静まった湖の美しさ、まさに絶景。朝の時間帯は静かでここまでやってくる観光客は他には誰もいませんでした
グレンベイという地名は、アイルランド語で「カバノキの谷間」。グレン(Glen)は氷河によって形成されたV字渓谷を表す言葉です。
自然が作り出したダイナミックな渓谷と、四季折々の花々で彩られる庭園のコントラストがなんとも美しいグレンベイでした。
※関連過去ブログ:
グレンベイ国立公園とゴールデン・イーグル
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