今日はハロウィーン。
この時期になると、お店の店員さんが仮装をしていたり、さまざまなパンプキン・グッズを見かけるのですが、ベルファーストのHotel Europaで、巨大オバケかぼちゃ発見!!
『ハウルの動く城』(ダブリンで上映中)を見たばかりの私には、このグロテスクなかぼちゃが、どうしても「荒地の魔女」に見えてしまって…。
ところで、ハロウィーンはケルト起源のお祭りだって知ってましたか?
ケルト人はこの日をサワーン(Samhain)と呼び、一年の最後の日に定めていました。年の瀬にあたって、死者の霊が降りてきたり、悪霊が横行して悪事を働くため、焚き火をたいてそれを追い払っていました。
数日前から、ダブリンでは、夜になると爆竹の騒音がすごいのですが、現代風の悪霊よけというわけです。
気味の悪い仮装をしたり、Jack-o'-lantern(中身をくり抜いたカボチャ、しゃれこうべを表しています)を作ったりするのも、もとは悪魔よけの意味。
キリスト教では、11月1日はAll Saint's Day(聖人と殉教者の霊を祭る日)として知られていますが、これも、もとをたどれば、ケルトのサワーンに行き着くわけですね。
ということで、明日からのCeltic New Yearをベルファーストで迎えています。
悪霊に狙われることのないように、今夜は、気持ちを穏やかに過ごしたいと思います。
A Happy Celtic New Year to All!!
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