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2015年セント・パトリックス・デー

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ハッピー・セント・パトリックス・デー!昨日のダブリン市内のパレードにて

昨日のセント・パトリックス・デーは、グループのお客様と一緒にダブリンにてパレードを見学しました。
セント・パトリックス・デーの頃のアイルランドは季節の変わり目で、お天気が冬になるか夏になるか両極端。過去にはパレード観覧中に雪が舞うようなこともあれば、夏の盛りのような好天気に見舞われたことも。
今年は日中10度前後、雨も降らず穏やかなお天気で、お客様とご一緒に楽しく観覧させていただきました。

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クライスチャーチ近くにて(お客様を出来るだけパレードの見える場所に入れて差し上げたため、私は後ろの方にいてあまりいい写真が撮れませんでした)

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人垣があっても見えた大きな山車

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緑を来て観覧する人でいっぱい

セント・パトリックス・デーのパレード発祥は、アイルランド移民の多いニューヨーク。アイルランドでパレードが行われるようになったのは、経済成長が始まった90年代からです。アメリカから逆輸入されるかたちで始まったんですね。
現在では首都のダブリンだけでなく、地方都市、地方の小さな町や村でもパレードが行われるようになり、今年はアイルランド全国で10万人がパレードに集ったそうです。

数年前から、ダブリンなど都市部の主要な建物を緑色にライトアップするのが恒例となっていますが、北アイルランドの首都ベルファーストの自治議会堂も、今年初めて緑になりました。
→本日のRTEニュース:As It Happened: St Patrick's Day 2015
(ダブリン以外の地方でのパレードや、世界各国でのセント・パトリックス・デーの様子も)

春分の日に近いこの日は、聖人パトリックの命日を祝ったと同時に、春の祭りでもあったのでしょう。
セント・パトリックス・デーを堺に日に日に春めいていくこの時期は、春に向けて気分もウキウキしてきますね。(「春眠暁を覚えず」・・・とはよく言ったもので、この時期になると毎日眠くて仕方ないのは私だけでしょうか・笑)

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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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