
お料理のレシピだけでなく、サーフィンと海藻で知られるストランドヒル&周辺の暮らしやカルチャーも垣間見られる一冊です
サーフィンに行くと必ず立ち寄るストランドヒルのカフェ、シェルズ(
Shells Cafe, Strandhill, Co. Sligo)。
そのシェルズのオーナー夫妻が出した「Surf Cafe Cook Book(サーフ・カフェの料理本)」というお料理本(
サイトはこちら)があって、自宅でのカフェご飯のアイディアに時々ぱらぱらとめくって見ています。
今日は夜になって急に思い立ち、「リンゴと菜種オイルのケーキ」というのを作ってみました。
ドネゴール産の菜種オイルを使うことになっていますが、私は手元にあったいただきものの自然食品のライス・オイルで代用してしまいました。
レシピは料理本のサイトにも載っていますので、こちらで見ることが出来ます。→
Apple and Donegal Rapeseed Oil Cakeこの冬は暇にまかせて頻繁にベイキングをしていたので、なんだか習慣のようになり、手近にある材料でささっとケーキ類が焼けるようになってきました。
何度かベイキングしているうちにわかってきたのですが、材料や分量はそれほど厳密でなくともOK。大事なのは卵と砂糖(レシピによっては卵とバター)を頑張って泡立てることと、粉に空気をいっぱい入れること。
電動の泡立て器を持っていないので、腕が痛くなるくらいかき混ぜます(笑)。粉はスプーンでよ~くかき混ぜて空気を入れ込み、さらに高いところからふるい落とすといいようです。
(この2つさえおさえれば、ふくらまないとか、カチカチになってしまうとかいった致命的な失敗はまず起こらないことがわかりました・笑)。
砂糖はブラウン・シュガーに変えたり、分量はちょっと控えめにして代わりにゴールデンシロップを入れたり、レモンの絞り汁を加えたり、シナモンを多めに入れたり・・・と、材料を好みに合わせて材料・分量を変えていくのも楽しい。
そっくりレシピの通りでなくともちゃんと出来上がることが分かってからは、ベイキングがすっかり楽しくなりました♪
材料に使ったリンゴが大きかったので、ちょっと入れすぎたかなと思ったのですが、出来上がりは上々。別のレシピでリンゴ系のケーキを何度か作ったことがあるのですが、このサーフ・カフェのレシピがいちばんおいしいかも!
明日スライゴへ行くのに持っていくために作ったのですが、味見と称してやっぱりひと切れ食べちゃいました(笑)。

レーズンとクルミがたっぷり。素朴なホームベイキングの味ですが、意外にしっとり。上にクリームチーズ&ハチミツのアイシングをぬることになっているのですが、それは明日スライゴへ持って行ってから。リンゴの代わりにニンジンをすりおろして、キャロットケーキにしてもおいしいかも
このサーフ・カフェのお料理本ですが、実用的かつ、料理やサーフィン、美しいストランドヒル周辺の写真満載で、パラパラと見ているだけも楽しいアイルランド本のひとつです。アイルランドのコンテンポラリーなお料理、サーフィンや海辺での暮らしが好きな方向け。プレゼントにもいいですね。
ちなみに、第2弾の「サーフ・カフェ・リビング(Surf Cafe Living)」も発売中。どちらの本も
こちらで購入出来ます♪
(日本にも発送可)

シェルズ・カフェのお隣りには食材や小物を売るショップが数年前にオープン。その名も「小さな店(Little Shop)」。カフェが混んでいるときなどは、ここでコーヒーとケーキをテイクアウトして表のテーブルに座って海を眺めながらひと休みすることも・・・
※関連過去ブログ:
ストランドヒルの海辺のカフェ(Shells)(改装前の昔のシェルズ。まだお料理本もリトル・ショップもなかった、知る人ぞ知る海辺の小さなカフェだった頃。懐かしいです・・・)
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