パブや伝統料理のレストランなどのメニューにしばしば見られるアイルランド料理の中で、最近あらためておいしさを見直しているのがこちら、ソーセージアンドマッシュ(Sausage and Mash)というお料理。

サーフィンの後によく立ち寄るスマグラーズ・クリーク・イン(
Smugglers Creek Inn, Rossnowlagh, Co. Donegal)で最近食べたソーセージアンドマッシュ
名前の通り、グリルしたソーセージとマッシュポテト(オニオン&グレービーソース、マッシュした豆などが付け合わせられていることが多いです)を盛り合わせただけ・・・というシンプルなお料理。
シンプルだからこそ素材の味が重要で、ソーセージやジャガイモがおいしいアイルランドならではの一品です。
もとはイギリスの伝統料理のようで、北アイルランドに行くと「バンガーズアンドマッシュ(Bangers and Mash)」とイギリス式の呼び名でメニューに載っていることが多いです。
バンガー(Banger)とは爆発音のことで、第二次世界対戦中、配給品のソーセージの質が悪く、調理中にしばしば破烈したため、バンガー=破裂音=ソーセージ・・・と呼ぶようになったとか。
寒い冬の日などに暖かな気分になれる、シンプルで元気の出る一品。グレービーの味が濃いことが多いので、マッシュポテトを上手にからめながらしょっぱすぎないように食べるのがコツです。
ダブリンなどの都市部より、地方で食べる方がソーセージがおいしいかも。最近食生活がますますアイルランド人化していて、この冬は特にこの一品にはまっています(笑)。
ボリュームたっぷりで食べきれないことも多いのですが、田舎のパブへ行くと、メニューをさんざん見ていろいろ迷った挙句にやっぱりコレを注文してしまうのでした。
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