コカリナ演奏家として活躍する黒坂黒太郎さんとの不思議なご縁は、以前にこのブログでもご紹介させていただいたかと思います。(→過去ブログ:
コカリナが奏でるアイルランドの歌「涙と希望の村」 by 黒坂黒太郎さん)
10年前にアイルランドでお客様とガイドとして出会った黒坂さんと私は、偶然にも同郷、長野県上田市の出身。出身高校も大学も同じでした。そんなご縁から、最初のご案内から10年の月日を経た今年の夏、2度目のアイルランド演奏旅行をご案内させていただくにいたりました。
コネマラのカイルモア・アビー(Kylemore Abbey)で大変心温まるコンサートをしてくださったのですが、そこでもうひとつ、やはり同郷が縁を結んだ不思議な出会いがありました。
アイルランド各地からはるばるコカリナの音を聴きに来てくださった在住日本人の方が数名いらしたのですが、その中のお一人が、私と黒坂さんと同郷の上田市出身のN様だったのです。
このブログでコカリナ・コンサートの公示を目にしたN様の奥様がご連絡くださり、N様も同じ上田高校の同窓生であることが判明。小さなアイルランドのさらに端っこのコネマラで、ちょっとした同窓会となったのでした。

コンサート終了後に撮影した記念写真。右側を見ていただくと、(左から)黒坂さん、私、N様が、「長野県上田高校」の名前と六文銭入りの手ぬぐいを持って写っています!(ちなみにこのてぬぐい、なぜか私がダブリンの自宅に持っていました・笑)(2014年7月撮影)
長野県は県民意識の強い県で、県外に出ていても「信州人」としての意識を強く持っている人が多いのですが、県内でも地域によって同胞意識が強く、同じ市、同じ高校・・・なんてことになったら、それはもう血縁のような懐かしさ(笑)。
私自身、出身高校には非常に強い思い入れと、在学中の楽しかった思い出があるので、高校の先輩がアイルランドにいらっしゃる!というだけで本当に嬉しく、心強い気持ちです。
そして本日の出来事。
ビジネス視察のグループさんを一日ご案内していたのですが、その中に偶然、N様のお知り合いの方がおられて、観光途中に急遽ダブリンで落ち合うことに。夏のコンサート以来初めて、思いがけずまたN様とお会いすることになりました。
縁があるというのは本当にこういうことで、いろいろなところでつながることになっているのですね。
一方、黒坂さんは今、再びヨーロッパにコカリナの演奏のために来てくださっています。
あさって11月21日(金)に、ウィーンの楽友協会ホールでコンサートが行われます。光栄にもご招待いただきましたので、ちょっとウィーンまでひとっ飛び、黒坂さんと皆さんの美しいコカリナの音を聴きに行ってきます。楽しみ♪
(→黒坂さんブログ:
ウィーン楽友協会公演 11月21日)
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