
スライゴ・タウンのイエーツ像。全身に自身の詩の文句をまとっています!(2014年6月撮影)
来年2015年はアイルランドの国民的詩人・劇作家で、1923年にアイルランド人として初めてノーベル文学賞を受賞した
W.B.イエーツ(William Butler Yeats, 1865 - 1939)の生誕150周年。
イエーツゆかりの地スライゴ(Sligo, Co. Sligo)を中心に、年間通してさまざまな催しが企画されつつあります。
オフィシャル・ウェブサイト→
Yeats2015イベントの内容は多岐にわたり、展示、コンサート、朗読会、詩作コンテスト、レクチャー、寸劇/演劇など。スライゴを中心に、ちょっとしたイエーツ・ブームが起こりそうです。
特別なイベントに参加するのが難しい場合でも、2015年、とくかくスライゴに来ればイエーツ生誕祭の雰囲気を味わえる・・・というありがたい企画もあり。
今のところ決まっているのは、スライゴ・タウンの名物パブ、ハーガドン(
Hargadon’s pub)で毎日行わるイエーツの詩の朗読会。パブの店内で、毎日日替わりでイエーツの詩を皆で朗読しましょう、という誰でもふらりと立ち寄って参加出来るイベントで、2015年を通して毎日午後1時に行われるそうです。
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Yeats at One作品やその功績のみならず、その生涯や人物としても大変興味深いイエーツ。ツアーのお客様をゆかりの地周辺にご案内するときは、これでもか!というくらいイエーツの話をさせていただくのですが(笑)、2015年は私自身のイエーツ熱にも拍車がかかりそう。
スライゴ周辺の美しくユニークな景観の多くがイエーツの詩作の舞台となっているので、ガイディングにイエーツ話は必須。2015年は私にとっても、さらにイエーツの詩を読みこんだり、知識を深めるいいチャンスになりそうです。
皆さんも来年アイルランドに来るときは、イエーツ関連のイベントをぜひチェックしてみてくださいね。

イエーツ終焉地のドラムクリフ(Drumcliff, Co. Sligo)のカフェ&ショップで見つけたポストカードのセット。イエーツが詠んだスライゴ周辺ゆかりの詩がきれいなイラストと共に書かれていて便利
※イエーツゆかりの地などに関する過去ブログ・・・
イエーツが住んだバリリの塔/
イエーツの「さらわれた子ども」の地にて/
Cast a cold eye on life, on death・・・(スライゴ研修4)/
WBイエーツと日本刀
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コメント
鈴木 聡
Web検索でたまたま見つけました。
何ヵ月か前にアイルランドポニーの写真を見て一目惚れし、実際に見て、外乗もできたらいいなとずっと思っていました。
そんな思いがつのり、来年にでも行きたくなりました。
ツアーを調べてるうちにこのサイトを見つけました。
相談に乗っていただく事はできますか?
個人で行こうにも不慣れで不安です。
どうか、よろしくお願いしますm(__)m
2014/12/16 URL 編集
naokoguide
コメントありがとうございます。ご案内可能です。
いただいたメールアドレスに直接お返事させていただきますね。
山下直子
2014/12/16 URL 編集