
活き活きと見事に咲くバラの花。トラリーのタウン・パークにて
トラリーのタウンパーク(Town Park, Tralee, Co. Kerry)でバラが見頃・・・と聞き、ツアーの皆さんとご一緒に立ち寄ってみました。
トラリーは、有名なアイルランド民謡「トラリーのバラ(Rose of Tralee)」の発祥地。歌にちなみ、タウン・パークはローズ・ガーデンとなっており、約5000本の色も種類もさまざまなバラが植えられています。

咲き誇る赤いバラ、まるでブーケのごとく花が鈴なり

ピンクのバラを愛でるお客様

紫のバラ・・・と言ったら、『ガラスの仮面』!お客様はどなたも反応されませんでしたが(笑)

黄色のバラは、まだまだこれから次々咲きそう

散りゆく花の中、美しく咲き残る一輪
民謡「トラリーのバラ(Rose of Tralee)」は、身分の差により引き裂かれたウィリアムとメアリーの悲恋を詠んだ歌。
女中として屋敷にやってきたメアリーに一目惚れしたウィリアム。結ばれぬまま戦地におもむき、メアリーへの想いに支えながら生き延びたウィリアムですが、故郷に戻ってみたら最愛のメアリーは肺結核で亡くなっていた・・・。
その悲しみを、ウィリアム・マルチノック(William Mulchinock)さん本人が歌に詠んだと言われています。
(どんな曲か聞いてみたい方は
こちら)

公園にあるウィリアムとメアリーの銅像。その美しさゆえに「トラリーのバラ」と呼ばれたメアリーにちなみ、トラリーでは毎年8月に「ローズ・オヴ・トラリー・フェスティバル」が開催されています(→過去ブログ:
ローズ・オブ・トラリー50周年!)
- 関連記事
-
コメント
Pearl
それはどっちのジェネレーションギャップ?
若すぎるのか、年配すぎるのか・・・。
私なら、「マヤ!真澄さま!」って即反応しちゃうな。
その場にいたかったわ(笑)
2014/07/22 URL 編集
naokoguide
2014/07/22 URL 編集