
美しい歌声で熱唱してくれた、モイア・ブレナンと娘さんのアシュリン
カイルモア・アビーでのコンサートに続き、ドネゴールで行われているエリガル・アート・フェスティバル(Errigal Art Festival)での演奏も大盛況だった黒坂さんとコカリナ・アンサンブルの皆さん。
演奏終了後、エンヤ(Enya)のご実家のパブ、リオズ・タバーン(
Leo's Tavern, Meenaleck, Co. Donegal)へ食事に出かけたところ、エンヤのお姉さんで、やはり有名なミュージシャンであるモイア・ブレナン(Moya Brennan)や、クラナド(Clannad)というバンドを形成しているその他の兄弟姉妹がたまたま居合わせて、日本から来た皆さんを感激してくれました。

皆さん演奏の時の浴衣姿のままで。モイア(右から2番目)と一緒に記念撮影♪
今や世界的な有名な歌手のエンヤは、このパブで育ちました。ダンスホールで演奏するバンドマンだったご両親ですが、60年代、ダンスホールが下火となったことをきっかけに、ドネゴールの豊かな自然に囲まれたこの地で音楽パブをしながら子供たちを育てることに。
エンヤを含め9人の子供たちは、みなこのパブで演奏しながら育ったそうです。
お父さんのリオさんは、以前は自らパブを経営&演奏していましたが、今はご高齢になり、代わってエンヤの弟のバートリーがパブを切り盛りしています。
フェスティバルのため、パブは大賑わい。日本の皆さんのために特別に、モイアとデビューしたばかりの娘アシュリンが歌ってくれるというハプニングに皆さん大感激でした。(冒頭写真)
もちろんお礼にコカリナも披露させていただき、世界のエンヤのご実家にて(!)、思いがけない日愛友好コンサートが実現。とても楽しく、思い出に残る夜となりました。
サプライズでオーガナイズしてくれたバートリーに感謝♪

バス・コカリナで「アメイジング・グレイス(ドネゴールで作られた曲です!)」を演奏&熱唱する黒坂さんご夫妻
【追記】
パブのオーナーでエンヤのお父さんであるリオさんは、2016年6月に90歳で永眠されました。2000年代初めにこちらのパブで、エンヤについてのお話を直接うかがえたことは良い思い出です。ご冥福をお祈りいたします。
(パブはエンヤの弟のバートリーさんにより、これまで通り営業しています)
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コメント
久美
お客さん達も楽しんでいらっしゃいましたよね、奥様の演奏楽器は初めて耳にしました。
2014/07/16 URL 編集
naokoguide
そうだったんですね!なんだか気ぜわしくバタバタしており、さらにグリーブ・ギャラリーでのコンサートの後で私も皆さんと同じように浴衣を着せていただいたままだったので、お客様に同化していたかも(笑)。ご挨拶できず残念でした。
日本人の方に偶然聞いていただけて、良かったです。黒坂さんも喜ばれることと思います。
また次回、ぜひお会いできることを願っています♪ コメントありがとうごっざいました!
2014/07/18 URL 編集