
青空を覆い尽くすほどの緑、緑、緑!
ツアーでコング(Cong, Co. Mayo)に滞在。仕事の合間に、以前から歩いてみたかったコングの森を歩いてみました。
案内版によると、コングの森には3つのトレイルがあり、色別に標識が出ています。
Cong Forest Nature Trails- Nature Loop 〈青〉 2km 45分~1時間
- Pigeon Hole Loop 〈赤〉 3.5km 1~1.5時間
- Cong Loop(Cong to Clonbur Trail)〈緑〉 8km 3~3.5時間
私は3.5kmの「Pigeon Hole Loop」を歩いてみました。
出発点は村にあるコング・アビー(Cong Abbey)。13世紀創立の中世には大変権威のあった修道院跡地です。

回廊がきれい。ダブリンの国立考古学博物館にある有名な「コングの十字架」は、もともとこの修道院が所有していたもの

裏手に流れる川には、かつて修道士が魚釣りをしたという小屋が残っています(小屋の内部の床には、そこから釣り糸を垂らしたという穴があいています)
この魚釣り小屋を眺めながら橋を渡ると、森の入口。要所要所に3つのトレイルが色別に示された表示があるので、迷う心配もありません。

私のトレイルは「赤」!

広葉樹だらけの明るい森。クマに出会いそうな気配はなし・・・でした・笑(ちなみにアイルランドではクマは絶滅しています)

石のトンネル登場。これをくぐってトレイルを進みます。修道院時代に造られたものでしょうか・・・

いろいろな種類の広葉樹はその多くがアイルランド原産の木でした。先日そういった方面の専門のお客様に、ケルトの樹木の中で私を守ってくれる木はカエデ(Field Maple)だと教えていただいたので、今日は特にカエデに注目

絶対妖精が棲んでいる!と確信した木の根っこのほら穴・・・!
トレイルの名前になっている「Pigeon Hole(=ハトの巣箱)」、一体どんなところなのかな・・・と思っていたら、なんと深さ15m位の洞窟でした!

急な石段を降りていくと、洞窟の中に入ることができます。洞窟そのものは、おそらく自然にできたものでしょう。ここをハト小屋に使用していたのか、ただの名前なのかは不明。太い水パイプが洞窟内に垂れていたので、貯水池代わりに使用していたのかも・・・

石段を降りて洞窟内へ。内部から上を見上げたら、天然の屋根がそこに見えました!
途中で立ち止まって写真を撮ったり、洞窟内で涼んだり(!)しながら、ちょうど1時間で出発地のアビーに到着。
気持ちのいい、夏の午後の森林ウォークでした♪
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