友人のスティーヴンがチャリティーのダンス大会に出場するというので、友人たちと誘い合って応援に行きました。
地元コミュニティーの地域改善プロジェクトの資金集めのためのイベント。8週間にわたる大特訓を経て今日の日を迎えた9組の素人ダンサーたちが、ホテルのボールルームで華麗なダンスを披露しました。

スティーヴンとダンスパートナーのヒルダ。フランク・シナトラのナンバーで見事踊りきった2人
練習の苦労話をスティーヴンからさんざん聞いていただけに、見ているこちらもハラハラドキドキ。スティーヴンのご両親も応援に来ていて、なんだか結婚式?のダンスみたいでした(笑)。
スティーヴンとヒルダも含め、9組の参加者のほとんどがダンスは初めて。パートナーとは全く見知らぬ同士だった人たちも多いということでした。

出場者のプロフィールを掲載した立派なプログラム。スティーヴンとヒルダ、見開き右は2人のスポンサーとなった地元カフェの広告
入場料10ユーロがチャリティーに。当日会場に来られない人は、事前に票を買うこともOK。会場では出場カップルの写真を張ったバケツが回っていて、応援するカップルのバケツに寄付を入れるとそれも票になります。
折しもこの週末はアイルランドの地方議員選(EU議員も同日に投票)&開票が行われており、「こちらにも投票を!」と選挙にちなんだ呼びかけがネット上で盛んに叫ばれていました(笑)。
9組の参加者の中から、スティーヴンとヒルダは見事、審査員特別賞を獲得。やったー。
大会終了後は参加者&見物者みなで深夜まで踊り明かし、楽しい土曜日の夜でした。
チャリティー総額は、地方議員選の票同様、只今カウント中・・・とのこと。(こちらの選挙は単記移譲式というシステムで、開票に時間がかかります。話が選挙のことにそれますが、ご興味ある方は2011年総選挙の際の過去ブログを→
アイルランドは総選挙です)
集まった資金はしかるべき慈善団体を経て、低所得層の子供たちが住むエリアの環境改善のための資金となります。
こうしたチャリティー・イベントはアイルランドでは日常的に行われており、ただ募金を募るのではなく、参加者が何か努力して達成することで募金を呼びかけます。(今回はダンスでしたが、マラソンを走るとか、登山するなどが一般的)
今回のイベントも非常によくオーガナイズされており、見物に行った私たちも楽しみながら募金。充実感があり、地元コミュニティーへの関心を高めるきっかけにもなりますね。

見事優勝したカップル。この2人、男性が女性を持ち上げた時に彼女の足が天井を蹴り上げてしまい、天井のパネルがびよよよ~んと落ちてくるハプニングで会場をわかせてくれました(笑)
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