
イニシア島(Inis Oirr, Aran Islands, Co. Galway)にて、何十年もまえに編まれた個人所有の古いアランニットを見せていただきました。お母さんが、お孫さんの堅信礼のために編んだという特別な日のための一枚
この数日間、ニット関連の取材&撮影コーディネートの仕事で、アラン諸島の2つの島(イニシア、イニシュマーン)、ゴールウェイ(Galway)、カウンティー・メイヨー(Co. Mayo)などへ行っていました。
ご活躍中のニット作家・三國万里子さんの新刊本のための取材旅行。三國さんとは初めてご一緒させていただきましたが、作品はもちろんのこと、たたずまいもとても素敵な方。
そして誠に僭越ながら、三國さんと私は同じ大学同じ学部の同期で、誕生日も一日違いであることが発覚! 不思議なご縁を感じるとともに、星回りが一日違うと人生こんなに違うんですね・・・と皆で納得し合ったのでした(笑)。
(ある意味、どちらもニッチな方向に両極端・・・笑)

イニシアでニッターさんを取材、編み棒を持つと魔法のごとく動き出す手元をカメラマンさんが接写。子供の頃から家計を助けて編み始めたというブリードさん、小学校を卒業するまでには売り物になるセーターを編めるようになっていたということからスゴイ
アラン諸島ではお天気が良すぎるくらいに晴れて、ニット関連の取材のみならず、美しい景観も堪能していただきました。

崖っぷちで撮影するカメラマンのNさんと編集者のSさん。海の青、岩のグレー、緑の草地の縞模様。この自然が作り出す色使いや模様がアランの人々のセンスにつながっているような気がします(イニシュマーンにて)

ストーンウォールをのぞいたら、牛さんがコンニチハ♪
三國さんのアイルランド紀行が綴られる新刊は、年内に出版予定とのこと。
詳しいことが決まりましたら、またお知らせいたしますね。

戸口にさりげなくかけられた「ケードミーラフォールチャ (cead mile failte) 」の文字。アイルランド語で「10万回のようこそ」の意味。イニシュマーン島(Inis Meain, Aran Islands, Co. Galway)のB&Bにて
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コメント
野沢弥市朗
ブリッドさんの元気な姿も拝見できて、うれしいです。
ちょっとだけですが私も今回のお仕事に関われてよかったでした。
2014/05/17 URL 編集
naokoguide
今回のお仕事をさせていただくにあたり、野沢さんのご本を再読させていただきました。いいですね~。セーター編めないけれど、ますます好きになってきました♪
2014/05/17 URL 編集
naokoguide
2014/05/17 URL 編集