4月になりました。ダブリンでは今月、日本関係のイベントが目白押しです。
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Japanese Film Festival 2014 (2014年日本映画祭)期間:2014年4月3~17日
今年で6回目となるアイルランドでの日本映画祭。ダブリン、コーク、リマリック、ゴールウェイ、ウォーターフォードの5都市にて日本関連の映画が上映されます。

ダブリンでは4月9日から上映が始まりますが、
私のローカルシネマであるスミスフィールドのライトハウス・シネマ(
Lighthouse Cinema, Smithfield, Dublin7)が会場となります
米アカデミー賞にノミネートされた宮崎駿監督の『風立ちぬ』(2013)、先日亡くなられたダブリン在住の日系アメリカ人アニメーター、ジミー・ムラカミさんのドキュメンタリー『Non Alien』(2010)(ジミーさんのことは別途ブログで紹介させていただきたいと思っています)、安部公房の名作『砂の女』(1964)・・・などなど多彩なラインナップ。
この映画祭は年々規模が大きくなり、今年は過去最多の20作品が上映されます。アイルランドにおける日本&日本映画への関心の高まりが感じられますね。
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Experience Japan Festival Day 2014 (2014年 エクスペリエンス・ジャパン オープン・デー)日時:2014年4月13日(日) 12~16時
場所:
Farmleigh House & Estate, Phoenix Park, Dublin 8.
ダブリンの親日家の皆さんにはすっかりお馴染みの、「Japan Day(ジャパン・デー)」として知られる恒例のお花見&日本文化体験イベント。ボランティアの方々による日本文化紹介のさまざまな催しが行われます。
数年前のことですが、たまたまこのイベントの前日に会場となる
ファームリー・ハウスの周りを散歩していたところ、ボランティアの皆さんが熱心に太鼓の練習をしておられる場面に遭遇。
楽しみにしているアイルランド人も多いようですので、お天気が良く、今年も盛況だといいですね♪
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Imagining Japan, 1570-1750 (イメージング・ジャパン 1570~1750年)期間:2014年4月14日~6月14日
場所:Marsh’s Library, St Patrick’s Close, Dublin 8.(聖パトリック大聖堂隣り)
1701年、アイルランド初の公共図書館として開館したマーシュ・ライブラリー。「イメージング・ジャパン(想像上の日本)」とタイトルされた今回の展示では、ライブラリー所蔵の貴重な初期の日本地図の数々が公開されます。

展示の目玉はこちら、1662年刊行のヨハン・ブラウ(Joan Blaeu)による有名な地図帖アトラス・マイヨール(Atlas Maior)日本地図!
この展示で当時の地図を見れば、『ガリバー旅行記』に出てくるザモスキ(Xamoschi)の秘密がわかるかも?
(詳しくはこちらの過去ブログ参照→
ガリバー・ロマンの地、観音崎へ)
在住日本人の私たちにとっても楽しみなイベントの数々。
私も時間があれば足を運んでみたいと思います。
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