奥歯のクラウンがかけてしまったので、今日は行きつけの歯医者さんへ行ってきました。
以前にブログにも書かせていただいた、ここ数年お世話になっているグレッグ先生。私の歯医者さんへのトラウマを取り除いてくれた名医(!)です。
(過去ブログ:
ダブリンの歯医者さん)
かけた部分を見るなり、「おー、なんと5年ももったのか、僕の治療が!」と嬉しそうに声をあげたグレック先生。
そう、かけたクラウンというのは5年半程前にグレッグ先生が作ってかぶせてくれたもの。根っこの歯の状態があまりよくないので、お金をかけて耐久性のあるきちんとしたものをかぶせたところで、結局は数年後に全部やり直すことになる可能性が高い・・・という先生の判断で、とりあえず一時的なものをかぶせておきましょう、ということだったのです。
そんな経緯はすっかり忘れていた私も、徐々に記憶がよみがえってきました。
グレッグ先生いわく「本当は1週間もてばいい方・・・って思ってたんだけど、スゴイなー、5年ももっちゃったよ、ははは」・・・。
本来は歯の詰め物に使う材料を使って、安いクラウンを手作りしてくれたグレッグ先生。その時は「ドクター・コノリー(グレッグ先生が支持していたと思われる歯学部の大学教授)が知ったら、(模範的な治療から外れることをしているので)僕は落第だなー」とさかんに口にしていたグレッグ先生ですが、今日は「これが5年ももったなんて、ドクター・コノリーが知ったらびっくりするだろうな、ははは」と嬉しそうでした(笑)。
歯の根っこはすっかりダメになっているものと思っていたので、初めはオプションは次の3つ、と言っていたグレック先生。
①また同じような一時的なクラウンをかぶせておく。
②抜歯して、周囲の歯の状態がいいようだったら、ブリッジをかける。
③抜歯して、そのまま放置。(上の歯なのでブリッジをかけると鼻の通りに影響を与える場合があるそうです)
ところがレントゲンを取ってみると、なんと以前よりも状態がよくなっている・・・かも? そんなこともあるんですね、びっくり。
先生いわく、磨き方や周囲の歯とのコンビネーションなどで、時々こうやって歯が落ち着いてくることもあるのだそうです。
私の歯をカチカチとたたいては痛みがないか確認しつつ、レントゲン写真を何度も眺めるグレッグ先生。「う~ん、ちゃんとしたクラウンをはめてみたくなってきた・・・」と悩まし気です。
結局、先生が今週末からしばらくホリデーで留守にするため、その約3週間、このままで様子をみることに。3週間経っても同じように状態がよければ、ホンモノのクラウンをはめることを考えましょう、とのことです。
あ~、気楽な感じでいいですねー。
そして今回もまた、歯もよく磨けているし、歯茎の状態もとても良い、と褒めていただきました。日本の歯医者さんには怒られてばかりだった劣等生の私も、アイルランドでは模範生(笑)。
すっかり気を良くして帰宅、3週間後もまた褒められるように歯磨きに精を出すことにしましょう。
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