
13世紀築城、15世紀、19世紀…と増築しながら現在の姿となった名城アッシュフォード・キャッスル
アイルランドきっての高級古城ホテル、アッシュフォード・キャッスル・ホテル(
Ashford Castle Hotel, Cong, Co. Mayo)に宿泊しています。
かつては一年に何度もお客様をご案内して来ていたものですが、近年ツアーの内容もさまざまになったせいかすっかりご無沙汰。気づけば約2年ぶりでした。

城内はシックなお屋敷風。中世の城のおどろおどろしさはなく、19世紀の豪華なマナーハウス風

湖ヴューのお部屋からの眺め。アイルランド共和国でいちばん大きな湖・コリブ湖が見晴らせます

なんと客室のアメニティーが
昨年ユニクロとコラボしていたアイルランド人デザイナー、オーラ・カイリーの柄に変わっていました!
≪追記(2016年4月):ホテルの経営が変わり、現在は海藻コスメのVOYAの製品に変わっています≫
数ある古城ホテルの中で、いちばん有名なアッシュフォード城に宿泊…とはなんだかベタな感じではありますが、それでも今回久しぶりに来てみて、やっぱりいいな~と思ってしまったこのお城。豪華な古城なのに気取りがなく、なんだかリラックスできるんですよね。
お客様も皆さん、ゆっくりくつろがれているご様子。お庭を散歩したり、
映画「静かなる男」のロケ地として知られるコング村(Cong, Co. Mayo)まで歩いて出かけたり。
時間があれば敷地内でさまざまなアクティビティーも楽しむことが出来ます。乗馬、ゴルフ、ボード・クルーズ、釣り、そして
鷹の調教(Falconry)まで出来てしまうのです。

お城に隣接するボート・ハウス。今日も釣りをしている人が何人かいました
久しぶりに来たにもかかわらず、レストランのマネージャーや古くからのスタッフは私のことを覚えていてくれて、「Welcome Back! 久しぶり、元気だった?」と皆、口々に声をかけてくれたのも嬉しかったです。
立派なメイン・ダイニングでおめかししていただくディナーも、皆さんの旅のハイライトになったことでしょう。

テーブルの周りに並んだレストランのスタッフが、メイン・ディッシュの蓋を一斉に開けてくれるのが楽しい♪

メイン・ディッシュにいただいたロースト・ラム。骨付き肉の他にユニークなホウレンソウ巻きも

食後のコーヒー/紅茶と一緒に出てきたプティフール。あまりにも可愛らしくてパチリ
レストランなどのスタッフには外国人の若者も多く、ちょっとたどたどしいながらも一所懸命サービスしてくれるのが、逆に心なごみます。
隙なくスマートにサービスされ過ぎてしまうより、お客様もかえってくつろげるようです。
アッシュフォード・キャッスルは最近新しい資本が入り、この冬には大々的な改修工事が行われる予定とのこと。
スパが出来たりして、より洗練されたホテルに生まれ変わる…とのことですが、このちょっぴり田舎くさくて、スタッフ皆が心を込めて応対してくれる感じを、ぜひとも失わずにいて欲しいものです。

私のお気に入りのお皿の部屋。なぜかいくつかのお皿がミッシング…(笑)
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コメント
Pearl
2013/09/06 URL 編集
naokoguide
2013/09/08 URL 編集