
石垣の上にちょんと顔を出して、ポーズしてくれたロバ
この2日間、アラン諸島の真ん中の島・イニシュマン島(Inis Maan, Aran Islands, Co. Galway)に滞在していました。
人口160名ほどの小さな島では、カッコウが鳴き、牛がいななき、どこからも海が見え、まるで時がとまっているかのよう。古い昔話にでも出てきそうな島です。
アラン諸島3島の中で最も観光化されていないこの島は、土着の風土を残しつつも、その景色にはどこかちょっぴり異国の香り&洗練された感があるのも不思議。

バラにおおわれた民家。赤と黄色の見たこともないような美しいバラでした

「足跡をつけたのはボクじゃないよ~」と言わんばかりの顔のネコ

石の組み方も独特。お隣りのイニシュモア島とも違っています。複雑なニット模様はまるでここから生まれたかのよう

島で偶然出会って若く美しいカップルに撮影モデルをしてもらいました。本土から来てここで夏を過ごすという二人は、ダブリンのトリニティーカレッジを卒業したばかり。アイルランド語もペラペラ、文学好き・旅好きの硬派で美しいカップルがどこからともなく現れたのには「妖精の計らい?」を感じずにはいられませんでした

夕日が海に映えて…ああ、美しい!
まるで映画のセットかのように何もかもがパーフェクト。あまりにも美しく、お天気や人との出会いも含めていろいろなことがうまくいくので、ホンモノではなかったりして…なんて冗談を言い合ったほどでした。(笑)
楽しかったアラン・ニット本の取材もあれよあれよという間に終了し、今日からまたもや間髪入れず次の仕事です。撮影で訪れたいろいろな場所、特にイニシュマーン島に関しては書きたいことがたくさんあるのですが、また時間のある時に。
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