久しぶりにダブリンにいた昨日の夜。友人からタイミング良く「ピアノをベースとしたクレージーなソングライターのギグがあるけど、行く?」とテキストが届き、大喜びで出かけてきました。
デューク・スペシャル(Duke Special)というベルファースト出身のピアニスト&シンガーソングライターのギグ。
ピアノ好き&ロック好きの私の好みを知る友人が、私がきっと気に入るだろうと誘ってくれたのでした。感謝。

ウィーランズ(Wheland's)にて。向かって右側、キーボードをたたきながら歌っているのがデューク・スペシャル
デューク・スペシャルについて全く知識のなかった私は、ギグ開始数時間前にYoutubeで彼の曲を数曲聴き、その時点ですでに感激。
そして、演奏とはミスマッチとも言える彼の風貌にも注目。上の写真ではわかりにくいかもしれないので、こちらをご覧ください。ドレッドロック・ヘアにくっきり濃いアイライン…と、まるでメタル系の人かのよう。

アルバム「Oh Pioneer(2012)」のジャケットより
生で聞く彼は、確かなピアノ演奏と伸びのある声。ロックっぽかったり、ジャズっぽかったり、バラード調でしんみり聴かせたり…とジャンルにおさまりきらない多種多様な演奏がなんとも楽しく、次はどんな曲?とわくわく聴き入っているうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。
昨晩はアイルランドにしては蒸し暑い夜で、ビール片手に汗だくになって熱唱&演奏してくれました。今彼は人生の岐路にいるらしく(?)、家族の問題なんかも暴露しつつ(!)、ベルファースト独特のアクセントでノリノリでトーク。その話し方と風貌とのギャップが、これまたいい感じなのです。
一緒にギグに行った友人のひとりが、聴いて大感激したというデュークの代表曲のひとつが「Last Night I Nearly Died 」。残念ながら昨夜のギグでは演奏されなかったのですが、Youtubeで聴いて私もはまりました。
Duke Special - Last Night I Nearly Died (Live)良かったらぜひ、ぜひ聴いてみてください。さややかでよく伸びる彼の声と、ちょっぴりメランコリック&ポップなピアノの音色がいつまでも耳に残ります♪
(ちなみにこの映像、ギグでの彼とは雰囲気がだいぶ違うのがまた可笑しい)
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コメント
dackey
2013/06/14 URL 編集
naokoguide
2013/06/15 URL 編集