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写真撮影解禁となったオールド・ライブラリーのロングルーム

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ついに写真撮影が解禁となったロング・ルーム。長さ65メートルの長い図書室に15~19世紀の古い書が20万冊収められています

トリニティー・カレッジのオールドライブラリー(Old Library, Trinity College, Dublin2)内ロングルーム(Long Room)の写真撮影が可能になったことを先日、お知らせしました。

昨日お客様をご案内した際、早速私も写真撮影。これまで10数年の間、数えきれないほど訪れているオールドライブラリーですが、撮影は出来ないものと思っていた場所だけに、カメラを持つ手がなんだか震えました(笑)。

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書庫の脇に記されているアルファベットは書のタイトルとな何ら関係がなく(書は重さの関係で重いものを下に、軽いものを上に…と並べています)、このアルファベットと数字の組み合わせで書の位置がわかるようになっています

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上階へとつながる美しいらせん階段。19世紀までは上階ギャラリーが閲覧室でしたが、蔵書の数が増えてきたためにそこも書庫に

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図書室に並ぶ48の胸像の中にはトリニティー・カレッジの卒業生も。こちらは『ガリバー旅行記』の作者であるジョナサン・スウィフト

このロング・ルームには、アイルランド国章のモデルとなった現存する最古のアイリッシュ・ハープも展示されています。ガラスケースが光ってしまい写真はうまく撮れませんでしたが。

何度訪れても、やはり毎回感激するこの図書室。ダブリンにいらしたら必見です。

※フラッシュ撮影は不可。『ケルズの書』が展示されている暗室は撮影厳禁ですのでお気を付けください。

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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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