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アイルランドには双子が多い?

突然ですが…。アイルランドには双子の割合が多いように思います。

双子の産まれる確率は国や人種により違い、一般に白人種の方が確率が高いようではありますが(ウィキペディアの双生児「双子の出生頻度」参照)、それにしても…私の親しいアイルランド人の友人たちは双子だらけ!
厳密に言うと「双子の片割れ」もしくは「兄弟姉妹の中に双子がいる」人だらけです。

例えば…。私がいつも親しくしている女の子友達のエリザベス、アンマリー、ロレーン。もともとサーフィンの仲間で、街へ飲みに行く、映画を観に行く…なんて時は必ず誘い合う仲良しですが、この3人が3人とも上記の「双子の片割れ」もしくは「兄弟姉妹の中に双子がいる」人たちなのです。
エリザベスは双子の妹(全く似ていないのでおそらく二卵性)、アンマリーは双子の弟がいて、ロレーンは妹と弟が双子。

さらに友人の枠を広げて、数か月前にポルトガルへ一緒にホリデーに行ったメンバーをみてみましょう。男女合わせて9人のアイルランド人のうち、なんと5人が「双子の片割れ」もしくは「兄弟姉妹の中に双子がいる」人たちだったのです。
エリザベス、アンマリー、ロレーンの他、カレンは双子の妹(一卵性か二卵性か不明)、グレアムは妹二人が双子(そっくりの一卵性)。9人のうち5人ってすごくないですか?

そしてどうやらこれは、私の周りに限ったことではないらしいのです。
昨晩、女の子友達と双子の話題になった時のアンマリーのこの発言。「私のオフィスで働く14人のうち、なんと9人が双子なのよー」
!!!

私の親戚、日本の親しい友人の中には双子は一人もなく、兄弟姉妹の中に双子がいるという人もいません。
小学校や中学校の頃を思い出してみても、双子って学年に一組いるかいないか、いや学校中で一組、二組くらいだったように思います。
アイルランドのような人口450万人という小さな国で、身近にこんなに双子がいるとは驚くばかり。きちんと統計を見たわけではありませんが、どう考えても双子率が高いとしか思えません。

少し前のことですが、偶然乗り合わせたタクシー・ドライバーが興味深いことを言っていました。(なぜタクシー・ドライバーと双子の話になったのかは不明ですが)
「アイルランドは貧しい国だったから双子が多いんだよ。お腹がすいていると、少ないエネルギーでたくさんの子孫を残そうとするからねー」…。
要するに、飢餓状態だと生殖本能がより強く働いて、一度に複数を出産しやすい…ということなのでしょうか。医学的には全く根拠のない話ですが、なんだか的を得ていて興味深いと思いました(笑)。

インドのある場所に、双子だらけの村があると聞いたことがあります。調べてみると、こんな記事に行き当りました。(→出生率が世界平均の10倍? インドの「双子村」で地元医師が原因を分析中。livedoor NEWS 2009年5月の記事より)

記事によると、なんとこの村では世界平均の10倍の確率で双子が産まれていて、隣り近所みな双子だらけ。さらにブラジルや中国にも双子の出生率の高い街や集落があるとか。
原因は解明されておらず、今後の医学的研究の対象として注目されているようですが、アイルランド人のタクシー・ドライバー的な見方をすると、いずれも貧しい地域であることがやはり興味深く思えます。

今思うと、子供の頃、双子の兄弟姉妹がいる…という状況にとても憧れていました。身近に例がなかったせいか、ケストナーの『ふたりのロッテ』の影響か(笑)。私にとっては「双子=とてつもなくエキゾチックなもの」でした。
自分と顔かたちが一緒の姉妹(当時は一卵性も二卵性もよくわかっていませんでしたが、私が憧れた双子というのは、ロッテとルイーゼみたいな顔かたちが一緒の一卵性の姉妹)がいるなんて、どんなに面白いことか、といろいろ空想していたように思います。学校ですりかわっちゃうとか、好きな男の子に片割れを装って自分のことどう思っているか聞いちゃうとか(笑)。

兄弟姉妹の多いアイルランドでは、親しくなってくると友達の兄弟姉妹も仲間に交じってくることが多々あり、エリザベス、アンマリー、ロレーンたちの双子兄弟姉妹ともよく顔を合わせます。一緒に飲みに行ったりすると、子供時代の憧れが顔を出し、ついつい双子の動向を観察してしまったりするのでした。

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。2000年よりアイルランド在住。アイルランドでの生活、ガイド業を通してのさまざまな体験を皆さんと共有できたら嬉しく思います。最近の趣味はサーフィンとバラ栽培♪

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