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「海賊の女王」の怒りをかった城(ホウス7)

大自然だけでなく、城や史跡もあるホウス(Howth)。
好奇心いっぱいのSinead(シュネード)、Cyn(シン)、私の3人は、ホウス城&さらにその周辺にあるというドルメンを見に行くことに。

DARTのホウス(Howth)駅を港と反対方向へ行くと、間もなく「Deerpark」というホテルの大きな看板が出てきます。坂道をホテルのある高台へ歩くこと5分、中世の城が現れました~!

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ここは歴代のホウス伯爵の城で、一時はIreland's Eyeまで伯爵の領土だったそう。現在も子孫が城の一部に住んでおられます。

この城は、アイルランドの歴史上の人物の中で私が特に気に入っている、海賊の女王グローニャウェルことグレース・オマーリーがやって来た城でもあります!

1575年、英国のエリザベス1世女王を訪問した帰りにホウス港からアイルランドに上陸したグローニャウェルは、この城へやって来て一晩の宿と食事を願い出ました。ところが、伯爵一家はあいにく食事中、玄関で待たされたグローニャウェルは屈辱を感じ、伯爵家の子供を誘拐してしまいます。
それ以降この城では、食事中は必ず玄関の扉を開けたままにし、さらに急な来客に備えて食卓に一席多く用意することが慣わしとなったそうです。


ちなみに、グローニャウェルとエリザベス1世の会見がラテン語で行われたというのも有名な話。16世紀の2人の女傑にまつわるエピソードは面白いものが沢山あるので、また別の時にご紹介したいと思います。

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ホウス城遠景、後ろはアイリッシュ海

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
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