先日、北アイルランドのオレンジメンズ・デー(Orangemen's Day)についてご紹介させていただきましたが(この日のブログ参照→
7月12日はオレンジメンズ・デー)、今日がその7月12日。
たまたま北アイルランドに居合わせたため、お客様とご一緒にデリーにてパレードを見物しました。

パレードの先頭。デリーのダイアモンド(Dianmond=町の中心にあるスクエア)にて
この日は暴動などを懸念して北アイルランド観光を避ける傾向にあるので、私自身もオレンジ・パレードを実際にこの目で見るのは初めての経験でした。

白馬に乗ったオレンジ公ウィリアム(ウィリアム3世)が描かれた立派な旗

大人ばかりでなく、子供や若い人たちの連も

バッキンガム宮殿の衛兵交代のようないでたち
パレードはこの後、デリーの城内を出て、橋を渡ってウォーターサイド(プロテスタント系の住民地区)の方へ進んで行ったようです。
デリーではデリーの包囲戦の記念日(8月12日。1989年のこの日、105日間にわたって城内にろう城した住民がウィリアム3世軍により解放された)の方が盛大なため、オレンジ・パレードは小規模…と聞いていたのですが、ベルファーストほどでないにしてもなかなかのものでした。
パレードが通った後にカトリック系住民地区などで暴動がなどが起こりやすいので、私たちは朝の始まり部分のみを見物してすぐに出発。
ベルファーストではアードイン(カトリック系住民地区)で暴動が起こり、夜のニュースなどで報道されていました。
紛争が終結したとは言っても、このオレンジメンズ・デー前後はやはり多くの人々の気持ちが昂るので、北アイルランドに行く際には注意が必要ですね。
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