昨晩はライトハウス・シネマ(
Lighthouse Cinema, Smithfield, Dublin)へ、友人たちと連れ立って映画を観に行ってきました。
ライトハウス・シネマというのは、ダブリン市内にあるアートハウス系の映画館。モダンでおしゃれで、ミニ・シアター系の映画を多く上映する人気の映画館だったのですが、昨年4月に突如閉鎖。家賃が2倍に値上げされ、払えなくなってしまったらしいです。
当然、多くのダブリン市民が残念がり、人口100万人をかかえるアートが盛んな都市にこの手の映画館がひとつだけなんて(もうひとつはテンプルバーにある
IFI)…と皆、悔しがっていたのです。
Facebook上で署名運動があったりもしました。
そのライトハウス・シネマが、新たな経営者により今月20日に再オープン。海外&アイルランドの選りすぐった映画を上映するというこれまでの経営方針を踏襲する喜ばしいニュースが流れ、話題となりました。
私たちはジョージ・クルーニー主演の『The Descendants』を観よう!と出かけて行ったのですが、上映30分前に到着したにもかかわらず、なんと売り切れ。
待ちに待った映画館のオープン、しかも土曜日の夜とあって、大変な人出だったのです。
結局、4人のうち誰もまだ観ていなかった『The Artist』を観たのですが、コーヒーを買いに行ったりのんびりしていたら、館内はたちまちのうちにいっぱいになり、4人ばらばらに座らなくてはならないほど混んでいました。
館内は広々、でもそれぞれのシアターは大きすぎず。アートなダブリンの街にふさわしい映画館。
これからは映画を見る回数がこれまで以上に多くなりそうです。

トンネルを入っていくかのような入口。あまりきれいに写真が撮れませんでしたが…
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