2週間程予定が空いたので、日本の実家に帰ってきています。
秋の帰国はこの10年ほどで初めて。ススキの穂が揺れる様子や、赤や黄色に色づく山々がなんと新鮮に感じられることでしょう。
そして…。秋と言えば、食。
私の実家のある信州・上田では、今、マツタケが旬。マツタケご飯に、栗、ナシ、柿…と秋の味覚に舌鼓を打つ毎日。あ~、なにもかも本当においしい♪
週末は家族の用事で、北陸方面へ行ってきました。
片道車で5時間程、往復で50を超えるトンネル(!)を超えて、はるばる行った甲斐があった!…というのも、偶然にもその日が越前ガニの解禁日だったのです!

福井名物・越前ガニ。これは雌でセイコガニ/コウバコガニと呼ばれるもの。雄のズワイガニより小ぶりで、甲羅にある赤い卵やみそが珍味なのです
福井県出身の母たちが、子供の頃からいろりであぶって食べていたのがこのセイコガニだそう。
その影響で、信州にいながらも私たちはこのカニの大ファンなのです。

福井市内のお寿司屋さんにて。初モノのセイコガニを地元でいただいてきました
母や叔母の影響で、福井のおいしいものに子供の頃から親しんでいる私たち。どこで何を食べたらよいか・買ったらよいかを熟知している母たちについて、セイコガニはもちろんのこと、焼きサバ、焼きガレイ、あべかわ餅、羽二重ロール、イカげそのお寿司…と「越前・食の旅」を満喫(笑)。
北陸には縁があって、私は信州育ちですが、生まれたのは実は金沢。
北陸自動車道で金沢を通り過ぎる際、高速道路から当時父が勤めていた会社のビルが見えます。金沢にいたのは一歳まで、それ以来、一度もちゃんと訪れたことはないのですが。
前回の春の帰国時には、父の生まれ故郷である九州・天草へ旅をし(過去ブログ:
天草への旅①、
②、
③)、今回は駆け足でしたが、久しぶりに母の故郷である福井へ。
途中、自分自身の生誕地・金沢でもちょっとだけ途中下車しました。
今年の日本帰国は2度とも「ルーツを訪ねる旅」となり、なんだか不思議な気がしています。

徳光インターから眺めた日本海。気になるのはやっぱり波(笑)。日本海はちょっぴり、アイルランドの海のようですね
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