
スケリッグ・マイケルより眺めるリトル・スケリッグ
アイルランド南西部沖に浮かぶ神秘の島、スケリッグ・マイケル(Skellig Michael, Co. Kerry)へ、先日ついに初上陸することが出来ました!
世界遺産にも指定されているこの島は、ケリー周遊路で有名なイベラ半島の西端より13キロ沖にある岩の島。
小さなボートで荒々しい海を行くため、天候によりボートが出ないことも多く、過去に数回トライしたもののこれまで一度も行けたことがありませんでした。

スケリッグ行きのボートが出る小さな港の町ポートマギー(Portmagee)。(バレンシア・アイランドからもボートが出るポイントがありますが、ポートマギーの方が所要時間が短い)
ご一緒したお客様は、スケリッグ・マイケルへ行きたいがためにアイルランドへいらしたというご夫妻。ボートが出る確率が低いのは承知の上でここまでいらしたとのことですが、本当に行けることになり、なんだか信じられない~といったご様子でした(笑)。
ポートマギーからのボートは12人乗り、屋根なし。島までの所要時間は1時間程です。
実は数年前に、波が高いので上陸は出来ないけれど、島の周りを回るだけなら…とボートを出してもらったことがありました。荒波の中でボートは揺れまくり、波をかぶって全身びしょぬれ、このまま海の藻屑となってしまうのではないか…と思ったほど、それはそれは恐ろしい体験だったのですが(笑)、この日は素晴らしい青空のもと、信じられないくらい快適なボート・トリップでした。
(それでも船が小さいので多少は揺れますが、このくらいなら大丈夫)

見えてきたリトル・スケリッグをバックに
スケリッグ・マイケルの隣りには、リトル・スケリッグと呼ばれるもう一つの岩島があり、2つ合わせてスケリッグ諸島と呼ばれます。

ボートから徐々に見えてくる神秘的なスケリッグ諸島。スケリッグ・マイケル(右)は、リトル・スケリッグに対して、グレート・スケリッグとも呼ばれます
スケリッグ・マイケルに上陸する前にまずはリトル・スケリッグの周りをボートで周るのですが、この島はカツオドリ(gannet)の生息地で、これでもかというくらい鳥だらけ。
岩の表面の真っ白い部分は、すべてカツオドリのフンなのです。

風向きによってはにおいもキツイ…
※長くなりますので、グレート・スケリッグに上陸してからのことはまた別の時に。

これがカツオドリ!
※続き、書きました!→
続・ついに上陸…スケリッグ・マイケルへ!
- 関連記事
-
コメント