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コリメーラへ再び

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ベルファースト市内のピース・ウォール(Peace Wall)。紛争中にプロテスタント系・カトリック系の居住地を隔てるために作られた。現在壁の一部は、壁画やオブジェで飾られ保存されています。著名人の名言のオフジェ、ビル・クリントンの名が黄色くハイライトされています

ここ数日、ベルファーストにて仕事をしていました。
北アイルランド問題を通して平和のあり方を学ぶ…という趣旨で日本から研修にいらした、高校生の皆さんのご案内。
ベルファースト市内にて、上の写真のような北アイルランド紛争の名残の見られる場所を見学した後、昨日は北海岸にあるコリメーラ・コミュニティー・センター(Corrymeela Community Centre, Ballycastle, Co. Antrim)にて終日過ごしました。

この学校さんは、イングランドでの2週間にわたる語学研修の後、ほぼ毎年北アイルランドを訪れてくださっています。
私が生徒さんをコリメーラへご案内するのはこれで2度目、なんと4年ぶり。(4年前の過去ブログ:コリメーラ・コミュニティー・センターへ)ずい分前のことなのに覚えていてくださって、早いうちからご指名いただき嬉しくご案内させていただいた次第です。

Corrymeela0811
宗派や階級などの隔てをなくし、どんなバックグランドを持つ人にも安全な空間を提供することを目的に運営されているコリメーラ・センター。実際には、北アイルランド紛争以前の1965年に創立。ボランティアや地元の青年たちと共に楽しく体験学習に取り組む日本からの高校生たち

4年前に来た時は、紛争の終結・和平、その犠牲者に癒しを与えることにより焦点が当てられていた感がありましたが、時代が変わり、広範囲での和平やコミュニケーションを学ぶ場として存続しているような印象を受けました。
センターは共同生活を体験できる宿泊施設でもあり、ボランティアをしながら数週間または数か月滞在して若者もいれば、ホリデーに来ている家族連れなどもいて、とっても開放的。
海に面した気持ちのいい場所で、生徒さんたちも普段とは違った経験を楽しまれたようでした。

紛争が終結に向かうにつれ、各地にある同様のセンターは予算の関係で閉鎖するところも多くなっています。
実際には紛争から学んださまざまなことを次の世代に伝えていくことが大切なのであり、そのために活動している人がたくさんいますから、40年以上もの歴史あるこのコリメーラは、これからも平和の活動の拠点として長く存続してほしいものです。

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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