
窓辺に置かれた古いつむぎ車
雑誌の撮影班のみなさんをお連れして、ドネゴールのアーダラ村(Ardara, Co. Donegal)へ。
ドルメン(
キルクルーニー・ドルメン)、ビーチ(
南ドネゴールの秘密のビーチ!)、滝(
アーダラの滝…嵐の日!)、お料理&お庭自慢のゲストハウス(
秋のウッドヒルハウス)…などなど、私のお気に入りの場所の多いアーダラ&周辺ですが、ここはかつてツイード織りの集積地としてにぎわった村でもあります。
村には今でも伝統的な機織りを継承するドハティーさん親子がいて、ツイード・ショップを経営しています。

その名も「エディ・ドハティー(Eddie Doherty)」ツイード店。アーダラの村のメイン・ストリートにあります

暖かい風合いが伝わってくるようなドネゴール・ツイードのスロー(ベッドなどにかける布)
今や国内でも数えるほどしかいなくなってしまったツイード織りの職人さん。
店の奥には織機があり、お願いすると、この道60年という店主のエディ・ドハティーさんが機織りを実演してみせてくれます。
昨日私たちが訪れた時はエディが外出中だったので、息子さんがやってみせてくれました。

親父ほど上手にはできないけれど…と言いながらも、手足を器用に動かしてみせてくれました
スロー、マフラー、ジャケット、帽子、室内履き…など、素敵な本場ドネゴール・ツイードの商品が所狭しと並ぶ店内ですが、お値段がリーゾナブルなことも魅力。
カメラマンさんが気に入って買った素敵なツイードのキャップは、なんと30ユーロ。日本で同様のものを買おうと思ったら、倍以上するでしょう。

カラフルなツイード織のベスト
こういった伝統工芸が昔からと同じ場所でさりげなく継承されているのが、アイルランドの良さ。
そこへ行けばいつもある…という「ホンモン」感が、なんとも素敵な感じがしました。
※ドハティーさんのツイード製品はネットでも購入することが出来ます。→
Handwoven Tweed by Eddie Doharty
- 関連記事
-
コメント
Pearl
2011/06/26 URL 編集
naokoguide
2011/07/07 URL 編集