シュネードと一緒に「
1916年(イースター)蜂起ウォーキング・ツアー」に参加。
集合場所は、
ウィックロウ通り(Wicklow St.)のパブ、The International。(3~10月月-金11:30・日13:00~、所要2時間、参加費12ユーロ)

まずは
パブの薄暗い地下に参加者全員が集合、名物ガイドのローカン(Lorcan)が、蜂起の概略を熱弁。この雰囲気、いかにも自分が反乱を企てるリーダーになったかのようで、わくわくしてしまいました~。
この日の参加者は12名。アメリカ人、イギリス人、オーストリア人、アイルランド人と日本人の私。イースターが近いせいか、マイクを持ったジャーナリストが一人同行しており、明日イギリス・アメリカでこのツアーの様子がラジオ放送されるそうです。
ローカンの情熱&ユーモアあふれる解説で、
1916年4月24日のダブリンにタイムスリップ!パブ・インターナショナル前にて、いざ出陣~。

首謀者のうち2人
パトリック&ウィリアム・ピアス兄弟生家(Pearse St.)

蜂起の立役者
ジェームズ・コノリー像の前で熱弁をふるうローカン

ウォークの終点は、蜂起が勃発した
オコンネル通りのGPO(中央郵便局)。

GPO正面の柱には、
当時の銃弾のあとが…
記念切手になったリーダーたち(GPO内部)
イースター蜂起の意義は、その失敗にある!…とローカンの解説が締めくくられ、約2時間にわたるツアーは終了。
今日のツアーに参加してあらためてなるほどと思ったことは…
・この蜂起には、
女性も多く参加していたこと。(1600人のうち220人が女性)
・蜂起の参加者たちは、
必ずしもアイルランド出身ではないこと。(トーマス・クラーク-ワイト島出身、ジェイムズ・コノリー-エディンバラ出身など)
・蜂起にイースターが選ばれた(実際にはイースター・マンデーになってしまったのですが)のは、
キリストの復活になぞられてアイルランドを復活させるという思想がバックにあったため。
この週末のイースターは
蜂起90周年。今、世界各国から子孫たちがダブリンに集結、週末にかけていろいろな記念行事が予定されているようです。
私もあらためて、イースター蜂起関連の資料をじっくり読み返してみようと思います。
※蜂起のリーダーたちの墓所アーバー・ヒル訪問記はこちら。
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コメント
makoto
2006/04/14 URL 編集
naokoguide
コリンズの活躍はイースター蜂起後。蜂起にも参加していますが、まだ主要メンバーではありませんでした。映画は蜂起が終わったところから始まるのですが、いちば~ん最初の部分に、確かコリンズやホランドが整列しているようなシーンがあったかと思います。
2006/04/15 URL 編集