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ダブリンにてフィル・リノット展開催

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フィルのバナーでいっぱい。展示会場のあるセント・スティーヴンズ・ショッピングセンター内にて

1970年代にブレイクしたダブリン出身のロックバンド、シン・リジー(Thin Lyzzy)のボーカリスだったフィル・リノット(Phil Lynott、1949-1986)が亡くなって、今年で25年。
ダブリン出身の偉大なミュージシャンの没後25年を記念して、今日から1か月間、ダブリンでフィリップ・リノット展(The Philip Lynott Exhibition、2011年3月4日~4月2日)が開催されています。

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展示会場の入り口。初日の今日、早速行ってきました!

数日間からラジオでさかんに宣伝されていたこのエキシビジョン。平日の昼間、しかも初日で、入場料が10ユーロかかるにもかかわらず、会場はすでにかなりの見物客でにぎわっていました。

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おそらくシン・リジーのメンバーと同世代であろう往年のファンらしき人、リジーのTシャツを着込んだちょっとオタクめいた人、買い物ついでに寄ってみました…といった感じの女性同士、そして印象的だったのは親子連れ。50歳くらいの雰囲気のお父さんまたはお母さんと、ティーンエージェーくらいの息子または娘の組み合わせで、「この曲が流行っている時、お父さんは…」なんて子供に説明しながら一緒に見学している様子が微笑ましかったです

展示内容は、1972年に「ウィスキー・イン・ザ・ジャー」でシン・リジーが爆発的な人気となる以前の下積み時代のストーリー(エアリンガスからの、未払い運賃の請求レターも展示されていました…笑)から、さかのぼってフィルの子供時代、成功してからのレコードジャケットやコンサートのポスター、プライベートなショットを含む写真の数々、フィルが身につけたジャケットや使用していたギター、リジーにかかわった人々のインタヴュー、音楽を聞けるコーナー、ライブ映像が流れっぱなしのオーディオビジュアル・ルーム…と盛り沢山。
それほど大きな会場ではないのに、なんと、2時間近くも過ごしてしまいました。

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少年時代にフィルが新聞配達をしていた時に乗っていた自転車!「1960年代初頭、新聞配達をしてたクラムリン(ダブリンの下町)出身の黒人の少年が、15年後にシドニーのオペラハウスで10万人を前にしてステージに立つとは、誰が予想したでしょう」…というコメント付き

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クラムリンで生まれ育った少年時代のエピソード。学校の成績表もありました…笑

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お母さんはマンチェスターに住んでいて、クラムリンのお祖母さんのもとで育ったのですが、生涯お母さんとの絆が強かったんですよね。そのお母さんに宛てたポストカードは、「Love, Philip」の小さいけど大きな一言

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愛用のギター

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身につけたジャケットいろいろ。右端はマンチェスターユナイテッドのロゴ入り(生涯を通して大ファンだった。ジョージ・ベストとの2ショット写真もありました)

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アルバムのジェットいろいろ

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日本でのものも!

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日本の音楽雑誌の表紙。ガラスが光って写真がうまく撮れませんでしたが…

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等身大のフィル!

私がフィル・リノットのファンになったのはここ数年のことで、それでもこんなに見入ってしまうくらいですから、リアル・タイムで追いかけていたファンにとっては、それはそれは懐かしかったり、感激もひとしおなことでしょう。

このエキシビジョンでひとつ興味深いかったのは、フィル・リノットを「ミュージシャン」としてだけでなく、アイルランドを代表する「詩人」としてもクローズアップしていたこと。「作詞家」でもなく、「詩人(poet)」という言葉で表していました。
昨年、ユネスコの「文学の都市」(City of Literature)に指定されたダブリン。詩集も出しているフィル・リノットも「シティ・オブ・リテラチャー」の一部…というわけです。
フィルの直筆の詩のノートも、画像で閲覧できるようになっています。(モニターの前でページをめくる動作をすると、画面上のページが開ける…という仕組み)

すっかり感激して興奮してしまった私は、出口のショップでTシャツとポスター、フィル・リノット特集のHot Pressを購入。
「名前を書いて行ってね~」と言われて開かれた来場者のゲストブックは、なんとまだ白紙でした。来場いちばんではなかったのですが、ゲストブックの準備がちょうど整ったところに私が来ちゃったみたいです(笑)。

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いちばん乗りのサイン…ちょっと嬉しいかも♪

ダブリンでは今でもラジオなどで頻繁に流れているシン・リジーですが、フィルの没後25周年でさらに人気が高まりそうです。

コメント

昨日で、44歳になった男性です。高校生の頃から、フィルの歌声に虜になっています。未だに、ライブ アンド デンジャラス を 聴いてます。25周年のイベントのブログ 見ました。見やすかったです。
行ってないけど、見学したような気持ちがしました。
ありがとうございましました。

一度は、アイルランドに、行って見たいと思っでいます。

Love lizzyさんへ

コメントありがとうございます。
私よりももっとファンの方に見ていただけたらいいなあ、と思い、幸い写真OKの展示でしたので、パチパチと写真を撮って来ました。喜んでいただけて嬉しいです。

私の携帯電話の呼び出し音は「Old Town」なのですが、展示会場で電話が鳴ってしまい、周囲の人がにっこり。
いつかぜひ、アイルランドにいらしてくださいね!

うらやましいエキシビション!!

うわーー、フィルがいっぱい!見たいです!!
でも、代わりにナオコさんが見てくれてうれしいです。
画像もたっぷり。地団太踏みながら(笑)堪能しました。
音楽専科とか、日本盤シングルとか、見覚えがあるものです♪
ゲストブックの一番乗り・・・・私までうれしくなります。
私の日記で、リンクを貼らせていただいていいでしょうか?

日本の今の恐ろしくて悲しい気持ちをかなり救ってもらえました。
本当にありがとうございます。

私は東京で無事でした。
長野が心配でナオコさんのご家族のことを思いました。
ご無事でよかったです。お友達のご家族やお友達も
ご無事であることを祈ります。

【MY BOY】という以前出版されたフィルのお母様の著書
その続編が出版されると聞きましたが、今回は展示即売とか
されていたのでしょうか?
ダブリンに飛んでいきたいです♪


ありがとうございます!

ナオコさん、Phili Lynott Exhibitionの様子を詳しく教えてくださり、ありがとうございます!どんなものなのかがわかって幸せです。本当は行きたくて仕方がないのですが、やはりアイルランドは遠いですね。Hot Pressだけ取り寄せて、幸せに浸っています。また、いろいろなレポートをお願いしますね!

Re: うらやましいエキシビション!!

Reicoさん
もちろんです!写真を撮りながら、Reicoにお見せしたい!と思ってばかりいました。
My Boyはショップで売られていましたが、続編はなかったと思います。

地震のこと、皆さんご無事で本当に良かった!

Re: ありがとうございます!

Sunshineさんへ
そう言っていただけて嬉しいです。
日本のファンの方にも見ていただきたい…と思って、写真をパチパチ撮りました。喜んでいただけて良かったです。

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。2000年よりアイルランド在住。アイルランドでの生活、ガイド業を通してのさまざまな体験を皆さんと共有できたら嬉しく思います。最近の趣味はサーフィンとバラ栽培♪

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