みなさんはエンジェルの存在を信じますか?
信じない…と思っている方も、この一冊を読めば信じずにはいられなくなると思います。

'Angels in My Hair' by Rona Byrne
アイルランド人のローナ・バーン(Lorna Byrne)さんの自叙伝。
昨年より世界的なベストセラーになり、日本語にも翻訳されているようです。(→『
エンジェル・イン・マイ・ヘア』ローナ・バーン著/ハート出版)
幼少期から他の人には見えないものが見えていたローナさん。エンジェルとおしゃべりしていたため、人間として話し始めるのは遅く、周囲の人には知的障害があると思われていたそう。
時にはエンジェルが未来のビジョンを見せてくれることもあり、それは必ずしも幸せな未来ばかりではないのです。
エンジェルにどうして私だけが?と当たることもしばしば。しかし、それが自分の役目だと受け入れながら、辛いことを乗り越えていきます。
長い間、自分にだけ見えているスピリチュアルな世界を、誰にも打ち明けてこなかったローナさんですが、今回エンジェルの勧めによってこの本にそれを明かすことに。わかりやすいシンプルな文章で不思議な体験が淡々と語られていきます。
押し付けがましいところが微塵もない平易な文章だけに、その内容のすごさが際立って、読み終わったあとには力強いメッセージが心に残されたような気分でした。
先日、そのローナさんのトーク形式のイベントがダブリンであり、友人と一緒に参加してきました。
ものすごい賑わいで、会場は満席。
本の成功以来、何度か公開イベントが行われているそうですが、本国アイルランドではこれが初めてだったそう。

ローナさんには、会場にいるすべての人の守護天使が見えているそう

インタビュアーは、アイリッシュ・タイムズの土曜のマガジンの連載で知られるローシン・イングル(Roisin Ingle)さん。向かって左とスクリーンに写っているのがローナさんです
実際のローナさんは本とはまたちょっと違った印象で、女性のプリースト…といった雰囲気。
彼女の表情を見て、話し声を聞いていると、この人は本当にエンジェルの使いとしてこの世に送り出された人なんだ、と思えてきました。
エンジェルに関することはもちろんですが、『Angels in My Hair』の中でもうひとつ興味深かったのは、ローナさんの子供の頃・若い頃のダブリンの様子。
キルメイナムでの貧しい子供時代、家族で行った田舎へのホリデー、オコンネル通りでの百貨店勤務、そして結婚後に住むことになったメイヌースのコテージ…などなど。(新学校のあるメイヌースへ住むことになったのも、やはり神様に近いところへ導かれたのでしょうか?)
1960~80年代の貧しい時代のダブリン。その描写が私には特に印象的でもありました。
ローナさん曰く、エンジェルにはどれだけどんなお願い事をしても疎まれることはなく、それが叶うべきことであれば必ず叶えてくれるそうです。
そう聞いて、可能性が限りなく低くみえたけど、どうしても叶えたいあることをエンジェルにお願いしてみたんですね。そうしたら、その3日後にちゃんと叶ってしまったんです。
でもこれにはさらなるエンジェルの計らいがあって、いざお願い事が叶ってみると、次のステップがちゃ~んと待っていました。
要するに、希望が叶うということは、次へのチャレンジ…なんですね。
※ローナ・バーンさんのウェブサイトは
こちら。
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コメント
Granna
ばったり出会いました。
聞いて見ると、あちらも私のことを今朝思い出していたとのこと。
願うことって大切なんだと、つくづく思いました。
ありがとう。この本も読んでみます。
2010/03/01 URL 編集
naokoguide
お互いに呼び合うんですよね。
ローナ・バーンさん、読んだら感想お聞かせいただければうれしいです。
2010/03/02 URL 編集
ともちゃん
2012/10/13 URL 編集
naokoguide
2012/10/14 URL 編集