キルケニーと「夏の名残のバラ」
- 2007/10/14
- 22:42

日本で『庭の千草』として知られるアイルランド民謡。原題は『The Last Rose of Summer(夏の名残のバラ)』と言い、19世紀を代表するダブリン生まれの詩人トーマス・ムーア(Thomas Moore, 1779-1852)の作品です。1805年、当時26歳だったトーマス・ムーアが、キルケニー近郊のジェンキンスタウン・パーク(Jenkinstown Park, Castlecomer, Co. Kilkenny)滞在中に作詞・作曲したと言われるこの曲。日本では「ああ白菊~」と訳さ...