アメリカの飛行家・チャールズ・リンドバーク(Charles Augustus Lindbergh)は、1927年、世界で初めて単独での大西洋無着陸飛行に成功しました。「翼よ、あれがパリの灯だ!」の言葉で知られるように、ニューヨークを出発したリンドバークが33時間半かけて到着したのは、花の都パリ。しかし、リンドバークの操縦するスピリット・オブ・セントルイス号の翼が最初に目にしたヨーロッパは、フランスの大地ではなく、アイルランド南西...
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アイルランドで見逃してしまった映画、『麦の穂を揺らす風(The wind that shakes the barley)』を東京で観ました。1920~22年、英国支配からの独立を目指してのゲリラ戦線と、それに続く内戦の時代のカウンティー・コーク。銃殺、反逆、拷問など、戦争で起こる目を覆いたくなるような恐ろしく悲惨なシーンが繰り返し映し出され、観終わった後もなんともやるせない気分からなかなか立ち直れませんでした…。歴史上の出来事として伝...
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