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12月の夏を満喫!ニュージーランド③ カウリの木を見に行く

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ニュージーランド最大のカウリの木「タネ・マフタ」。高さ51.5メートル、2009年に屋久島の縄文杉と姉妹木になったそう

パイヒアで2泊してベイ・オヴ・アイランズを楽しんだあと、オークランドへ戻る途中にまわり道して、カウリの木を見に行きました。
カウリは北島北部の一部地域に生息するニュージーランド固有の針葉樹。樹齢が長く、2000年を超える巨木が亜熱帯の森に自生しています。
20数年前に訪れた際、巨木の放つ圧倒的な生命力に感激。ニュージーランドにまた来ることがあったら、ぜひあの木に再会したいと思っていたのでした。
(その時に買ったカウリの倒木から作られたコースターは今もお気に入り。アイルランドの自宅で使っています!)

パイヒアから西のタズマン海側へ。カウリ・コーストと呼ばれるエリアにある、ワイポウア・フォレストを目指します。
このドライブがなかなか楽しく、次々変化する景色に驚きの声をあげ通しでした。

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ニュージーランドを走っていると車窓から見える郵便受けが可愛い。民家が奥まっているのでしょう、主要道路沿いにカラフルなポストがずらり。この辺りの不ぞろいの丘陵が連なる景観は、アイルランド北部に多い、氷河の堆積物によって出来たドラムリンを思わせました

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目の前に突然ひらけたブルー・オーシャン!タズマン海はもうすぐそこ…。オポノニにて

この美しい入江を見晴らす場所にアイリッシュ・パブ風の店があったので、森へ入る前に休憩。店内になんとイノシシがいた!(笑)

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カウリの森出身のイノシシのはく製。来年はイノシシ年、そして私は年女!(笑)

オポノニを過ぎると徐々に森の景色となり、カウリの保護区域に指定されているワイポウア・フォレストへ。ここにカウリの巨木を間近で見られるスポットが何か所かあるのです。
今でも十分大きな森に見えますが、かつてはこの何十倍もの深い森だったそう。19世紀の開拓時代の乱伐の反省から、伐採をかろうじてまぬがれた木々が大切に保護されています。

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ジュラシック・パークの森みたい!

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国内最大のカウリ「タネ・マフタ」は高さ51.5メートル、幹回り13.8メートル!「タネ・マフタ」とはマオリ語で「森の主」を意味し、樹齢およそ2000年。案内版には「イエス・キリストが生きていた頃に生まれた木です」と書かれていました!

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こちらは「フォー・シスターズ(四姉妹)」。4本のカウリが寄り添うように立っています

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「テ・マトゥア・ナヘレ」は「森の父」の意。高さ29.9メートル、幹回り16.4メートル。「タネ・マフレ」に次いで国内2番目の大きさですが、幹回りはこちらの方が太いですね

タネ・マフタは入り口から徒歩5分。フォー・シスターズとテ・マトゥア・ナヘレは車で数分離れた別の入り口からアクセスし、往復40分程の森林ウォークが楽しめます。

天に向かってにょきっと伸びる姿がなんとも清々しいですよね。若木の時は幹にも枝をつけますが、成長するにつれて枝を落としていくのだとか。太陽光を枝で遮らないための自衛手段のようです。
カウリは成長がゆっくりですが、止まることがありません。過去には樹齢4000年なんて木もあったのだとか!
人間もそうやって、ゆっくり真っすぐ、いつまでも伸びていきたいものです。伐採をまぬがれた巨木たちから、そんなメッセージが聞こえた気がしました。

森の散策後オークランドへ行く途中に、マタヘコという町にあるカウリ博物館にも立ち寄ってみました。見ごたえたっぷりで、ここを見学すれば誰でもカウリ博士になれる!(笑)
どのような方法で伐採・運搬されたのか、実寸大の人形を使って展示されています。開拓者たちがゴールドラッシュさながらにつめかけ、木を切り、カウリヤ二で一攫千金を夢見たことも知りました。

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長さ22メートル、世界最大のカウリの板!

ちなみに、この日のランチがちょっとびっくりだったのでご紹介させてください。
なんと、牡蠣バーガー!

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牡蠣フリッター、ベーコン、トマト、オニオン、レタスのフィリング。「クマラ」と呼ばれるサツマイモのウェッジズと一緒に。この辺りは牡蠣&サツマイモの産地のようです。パパロア・ホテル(Paparoa Hotel)にて

食事をする適当な場所が見つからず、午後4時近くになってやっと見つけたロード・サイドの小さなホテルのパブ兼レストランへお腹ペコペコで駆け込んだのでした。
ここが見かけによらず(…と言うと申し訳ありませんが!)大当たりで、この牡蠣バーガーもビーフ・バーガーもとび切りのおいしさでした!

さて、私の南半球での12月の夏旅の記録は、これで終了です。長々とお読みいただきありがとうございました!
このあとオークランドで1日過ごし、ホテルのプールで泳いだり、スカイ・タワー展望台から街を眺めたり、ウォーターフロントのレストランでステーキを食べたり、ハカを歌うブラック・キウィを買ったり(笑)…と楽しい旅の締めくくりをして、身も心もリフレッシュされ帰国の途につきました。

昨年のドバイでの休暇に続き、今年も姉と一緒に師走の夏体験ができました。12月の避寒…恒例(病みつき?笑)になりそう。
今回も楽しいホリデーを一緒に過ごしてくれたお姉ちゃん、どうもありがとう!

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カウリ博物館のあったマタヘコ近郊にて。まるでアイルランド?…って思うような景色(笑)

コメント

12月の夏を満喫!ニュージーランド③

ニュージーランドは、一度は行ってみたいと思って旅行会社のパンフレットを集めていた所でしたので、直子さんのブログを楽しく拝見しました。
カウリの木、カウリ博物館、ニュージーランドの牡蠣、ベイオブアイルランズなど初めての話で、ますます行きたくなりました。
それにしても、お姉さまとの5日間の旅、随分中身の濃い素敵な旅でしたね。
私まで一緒に旅をしているような気分になって、楽しかったです。
来る2019年も佳い年でありますよう!!

Re: 12月の夏を満喫!ニュージーランド③

SHIGEさん、こんにちは!
ニュージーランドは治安もいいですし、日本から直行便もあり時差もあまりないので、気軽に行ける国かと思います。何より日本の冬に避寒出来るのがいいですよね。

私たちが今回行った北島の北部へ行くツアーはあまりないようです。カウリの木はオークランドにもうちょっと近い場所でも見られるところがあるようですので、行くことがあればぜひ。
ムール貝はアイルランドの方がおいしいですが、牡蠣はアイルランドよりちょっとおいしかったかも(笑)。

ご家族の皆さんと楽しいクリスマス、素敵な新年をお迎えくださいね。2019年もどうぞよろしくお願いいたします!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
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