記事一覧

イエーツの「猫と月」、狂言でよみがえる

今年2017年は日本アイルランド国交樹立60周年。当地でさまざまな日本関連のイベントが行われる中、もっとも楽しみにしていたW.B.イエーツ原作の狂言がいよいよ来週となりました。日本の能にケルトの幽玄美に相通ずるものを見出し、能仕立てのお芝居を書いているイエーツ。今回の演目である「猫と月(The Cat and the Moon)」という戯曲は狂言にインスピレーションを得て書かれたのだとか。創作100周年を記念して、ダブリン、スライ...

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空飛ぶトム・クリーン号!

(新規一転、テンプレートを変えてみました。なんと、11年半前にブログをはじめて以来…かも!)アイルランド出身の英雄のとして死後半世紀以上経ってその名を知られるようになり、近年ますます人気のトム・クリーン(Tom Crean, 1877-1938)。南西部ディングル半島のアナスコウル(Anascaul, Co. Kerry)村出身、20世紀初頭にイギリス海軍の水兵としてスコット、シャクルトンらが率いた南極遠征に3度参加。氷上を1500マイル(2400k...

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「ウォーキング・オン・カーズ」が歌うワイルド・アトランティック・ウェイの新ビデオ

アイルランド西海岸の海岸線をつなぐ世界最長の海岸道路、ワイルド・アトランティック・ウェイ(Wild Atlantic Way)の新しいプロモーション・ビデオが発表されました。約1分強の短い映像の中に、ワイルド・ウェストの魅力がこれでもかというくらいにぎっしりつまった秀作。ひとつひとつの映像をもっと見ていたいのですが、あっという間に次の魅力的な映像に切り替わってしまうので、何度も繰り返して観てしまいました(笑)。メイ...

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トランプの「壁」、アイルランドには作らせない!

約2か月の日本滞在を終えてダブリンに戻って来ると、嬉しいニュースが。先日、ドナルド・トランプ米次期大統領が、アイルランド西海岸の自身が所有するゴルフ・リゾートに巨大な壁を建設しようとしているとお伝えしました。(詳しくは過去ブログ参照➡アイルランドにトランプの「壁」が作られる!?)その計画が、昨晩開かれた地元公聴会にて完全却下、正式に取り消されました!この国の民意が正常なもので良かった。アイルランドに...

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2023年ラグビー・ワールドカップをアイルランドに!

2019年のラグビー・ワールドカップは日本で開催されますが、その次の2023年大会にアイルランドが立候補していることをご存知でしょうか。来年11月の正式決定まであと1年となり、国内外でのプロモーションがにわかに盛り上がりを見せ始めました。ラグビー2023年のプロモーション・ビデオ。アイルランドの今&昔がコンパクトに紹介されています。ナレーションは北アイルランド出身の俳優リアム・ニーソンアイルランドはヨーロッパの...

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アイルランドにトランプの「壁」が作られる!?

まさかの結果のアメリカ大統領選から一夜明けて、ショック状態から、少しづつ現実を直視できるようになってきました(笑)。アイルランドでも衝撃が走っているようで、私の友人の中にはショックで寝込んでしまったという人も。過去の移民の歴史により、アメリカとは親戚のような間柄にあるアイルランドですから、アメリカの内情によりエモーショナルに反応するのかもしれません。日本ではトランプ氏の今後の政策や、日米関係への影...

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ハロウィーンの発祥はアイルランド?

今日から11月。11月1日はケルト暦の新年ですから、Happy Celtic New Year! …ですね!(→過去ブログ:ケルト暦の新年を迎えます)何年かぶりにこの時期に日本にいて、日本のハロウィーンがすごいことになっていて驚きました。(ハロウィーンの仮装…というよりコスプレ?笑)昨日テレビを見ていたら、「ハロウィーンの起源はアイルランド!」と世界地図でアイルランドの位置まで示して解説していたのですが、おそらくそれを見た人は...

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アイルランド発、お勧めインディーズ・ミュージック!

先日FMまつもとさんに出演させていただいた際、番組内でかけていただいた2曲(Dancing in the Moonlight by Thin Lizzy/Teenage Kick by Undertones)の他にも、リクエストの候補に考えていた曲がいくつかありました。いずれもアイルランドのインディーズ系シンガー/バンド。ところが、国内盤が出ていない洋楽はラジオでかけることが難しいそうで、残念ながらご紹介に至りませんでした。候補に考えていた曲は、次の3曲。ここ数年...

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ミスター・テイトー・グッズ!

ミスター・テイトーのマグカップ、キーホールダー、ボールペン、ティーパックの受け皿。左の大袋はテイトー・クリスプス6袋入りの大袋!アイルランドの国民的スナックとして知られるテイトー(TAYTO)のポテトチップス。ジャガイモ好きの姉が大好きなので、このところ帰国時のお土産はいつもテイトー・クリスプスです。(ポテトチップスのことをクリスプスと言います)パッケージでにっこり微笑んでいる、帽子をかぶったジャガイモ...

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豪華寝台列車グランド・ハイバーニアン、ついに運行開始

出発準備完了!記念すべき乗客第一号を待つ車掌さん(8月30日付けIndependant.ie - All Aboard! Ireland's first luxury sleeper train launches in Dublinより)アイルランド初のオリエントエクスプレス・スタイルの豪華寝台列車、ベルモンド・グランド・ハイバーニアン(BELMOND GRAND HIBERNIAN)がついに完成。(→過去ブログ:アイルランド初、豪華寝台列車が走る!)今月はじめに第一号が運行予定でしたが、車両が間に合わず...

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悪魔に根っこを切られた花、「デヴィルズ・ビット」

可憐な薄紫色が秋を感じさせます♪8月も終わりに近づき、アイルランドの野の花も秋仕様に変わってきました。昨日ジャイアンツコーズウェー(Ginat's Causeway, Co. Antrim, NI)で一面咲き誇る様子が印象的だったのが、日本でマツムシソウとして知られるスカビオサ(Scabiosa)。夏に咲き始め、この時期満開になり、可憐な薄紫色で野山を彩ります。ジャイアンツコーズウェイの土手一面に群生スカビオサは種類がたくさんあり、アイル...

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アイルランドの夏を彩る「ヒメヒオウギズイセン」

この時期アイルランド西部・南西部を旅していると、鮮やかなオレンジ色の群生をさかんに目にします。モハーの断崖へ至るカウンティー・クレア(Co. Clare)の沿道や、ディングル半島(Dingle Peninsula, Co. Kerry)など、道路の脇がオレンジ色に染まるかのごとく。あまりにもきれいで、お客様とご一緒に歓声をあげては感激しています。夏らしい鮮やかなオレンジ色。球根でどんどん増える山野草ですモンブリシャ(Montbretia)とい...

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ワイルド・アトランティック・ウェイの記念切手とスタンプラリー

アイルランドのサーフ・シーンが記念切手になった!アイルランドの西海岸を結ぶ、全長2500キロの世界最長の海岸道路ワイルド・アトランティック・ウェイ(Wild Atlantic Way)。2014年に旗揚げされて以来、アイルランド政府観光庁によるプロモーションが順調に進められているようです。(映画「スター・ウォーズ」の誘致もその一環)(過去ブログ:世界最長の海岸道路、ワイルド・アトランティック・ウェイ、来春オープン!)今年5...

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神様へ捧げたボグ・バター

以前にご案内させていただいたお客様より、「アイルランドで2000年前の太古のバター発見!」というニュースを見ましたよ~とメールをいただきました。調べてみると、カウンティー・ミース(Co. Meath)のエムラー湿原(Emlagh bog)という泥炭地で、今月初めに2000年ほど前の巨大なバターの塊が発見されたとか。泥炭掘りをしていたカウンティー・キャバン(Co. Cavan)出身のジャック・コンウェイさんが、チーズのような香りがする...

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エアリンガス、就航80周年

何度乗っても写真を撮りたくなる、シャムロックの翼! 本日より1週間ほど、UKで仕事。ロンドン・ヒースロー空港でお客様をお迎えするため、ダブリンからアイルランドのフラッグキャリアであるエアリンガス(Aer Lingus)に乗ってやってきました。 エアリンガスは今年2016年が就航80周年なんですね。機内誌「カラ(Cara)」マガジンを読んで知りました。 「カラ」マガジン大好き。適度な情報量&ピックアップする情報が多...

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1916年イースター蜂起100周年

セント・パトリックス・デーに続く週末が終わり、今度はイースターの大型連休。イースターは月の満ち欠けにより毎年日が変わり、3月下旬から4月下旬のどこかの週末に当たります。エジプトのアレクサンドリア天文台で観測される「春分直後の満月の次の日曜日」をイースター・サンデーと定める決まりですが、今年は春分が終わってすぐ満月なので早い時期のイースターとなるのですね。今年のイースターはアイルランドにとっては特別で...

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アイルランド初、豪華寝台列車が走る!

オリエンタルエクスプレス・スタイルの豪華列車!(independant.ie-Ireland to get its own 'Orient Express' 'Grand Hibernian' set for 2016より)来年2016年8月より、アイルランド初の豪華寝台列車、ベルモンド グランド・ハイバーニアン(BELMOND GRAND HIBERNIAN)がエメラルドの大地を走ることになり、旅行業界では話題となっています。旧オリエントエクスプレスであるベルモンドが運営する、世界最高クラスの列車。ベルモン...

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モーリン・オハラさん死去

女優のモーリン・オハラ(Maureen O'Hara, 1920 – 2015)さんが、10月24日、米国のご自宅にて95歳で亡くなられました。ダブリン出身。アイルランドを舞台とした名作「静かなる男」(1952年)をはじめ、アイルランド系アメリカ人であるジョン・フォード監督作品のヒロイン役などで一世を風靡した、アイルランドが誇る大女優でした。10月24日付Irish Timesより→Maureen O’Hara obituary: Ireland’s first great Hollywood star/Actor...

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小泉八雲のイベントお知らせ~オープン・マインド・オヴ・ラフカディオ・ハーン

来週から数日間、アイルランド各地で小泉八雲に関連するイベントが行われます。19世紀に日本に暮らし、日本人となった(日本人に帰化した)アイルランド人、小泉八雲ことラフカディオ・ハーン(Patrick Lafcadio Hearn, 1850-1904)は、2~13歳までダブリンで育ちました。このイベントはそんな八雲のアイルランドでの記憶や体験がのちの日本での創作活動の原点であった…ということに焦点を当て、さまざまな切り口で八雲を表現する...

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ウォーリー…じゃなくて「ラリーを探せ!」

トリニティーカレッジのオールドライブラリーのショップで見つけた、この本。「Where's Warry? (ウォーリーを探せ!)」…かと思いきや、よく見ると、「Where's Larry? (ラリーを探せ!)」。WがLになってる!(笑)表紙でにんまりするラリー・ザ・レプラコーン!(WHERE'S LARRY? Illustrated by Phillip Barrett - The O'Brien Press LTD.)お客様と一緒に大爆笑。レプラコーンに扮したウォーリー…ではなくて「ラリー」がアイル...

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新刊のお知らせ
「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)5月29日発売

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イカロス出版サイト

東京での出版イベント、無事に終了!

皆さん、ご来場ありがとうございました!

プロフィール

naokoguide

Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。2000年よりアイルランド在住。アイルランドでの生活、ガイド業を通してのさまざまな体験を皆さんと共有できたら嬉しく思います。最近の趣味はサーフィンとバラ栽培♪

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